シニアと呼ばれる50代・60代で海外就職するにあたって、
「マレーシアやタイ、ベトナムなどでシニア向けの求人はあるの?」
この記事では、そんな悩みを抱えている海外就職希望者に向けて、50代・60代でも海外就職ができるのか、またシニアが老後に住みやすいと言われる東南アジアで求人はあるのかを解説します。
最後まで読むことで、50代・60代でも海外就職を失敗せずに成功できるようになるでしょう。
という方へ
ビズリーチの海外求人には「駐在員採用」と「現地採用」の求人を掲載しております。
アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、中国、韓国、シンガポール、そのほかタイ、ベトナム、香港、オーストラリアなど、アジア・オセアニアなどで働きたいと考えている方はまずは登録だけでも済ませておきましょう!
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そもそも50代・60代は海外就職・転職できる?
50代・60代でも海外就職は可能です。早期退職や定年退職後の方を対象とした求人を募集しています。
こうした企業が求めているのは、日本の発展を支えてきた年代の見識やノウハウです。
子供も立派に成長し、家族にかける負担少なく済むという理由で、海外就職を考える方も多くいます。
実際に、50代、60代それぞれの海外就職は可能であるか、体力面の心配について解説していきます。
50代で海外移住して仕事はできる?
50代で海外移住して仕事をすることは可能です。
「リタイアメントビザ」を発行する国も東南アジアには多く、50歳以上の方がむしろ海外移住しやすい環境が整っています。
- リタイアメントビザとは?
- 「リタイアメントビザ」とは、年金受給者などの退職者を主に対象にした「長期滞在査証」の通称のことを指す。
また、仕事に関しても50代は60代に比べると探しやすい年代です。50代に向けた求人があるのは、企業が熟練の経験を求めているからです。
英語をがんばってきた方なら、ある程度できるようになっていますし、何よりもキャリアにおいて知識も経験も豊富です。
企業は、50代の転職者の知識やノウハウを持ち、海外で即戦力になると企業は期待しています。
日本で定年まで働くにも、早期退職して転職するにも、収入は頭打ちになることが予想されます。
そういった背景から、海外で全く畑違いの職業へ転職する方もおり、50代の海外就職は可能性に溢れています。
家族や会社のためにこれまで汗を流して働いてきた50代にとって、海外就職は充分可能性のある選択肢と言えるでしょう。
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60代で海外で働くことは現実的?
60代で海外で働くことは充分に現実的です。熟練のキャリアと語学力があれば、海外で働く条件は満たしていると言えます。
定年後の方歓迎の求人もあるので、企業も60代は価値のある人材だとわかっています。
しかし、日本で再雇用や再就職で仕事を続けたとしても、60代の価値を充分に理解している企業は多いとは言えないのが現実です。
ただ海外就職なら日本語を話せる時点で強みとなり、さらには60代の持つ知識やノウハウを生かすことができます。
例えば、専門的なスキルやマネジメント経験がある人、ビジネスに関する語学力があれば、仕事の幅はより広がります。
日本人の60代の能力や技術を必要とする海外企業もあります。
実際に、定年後海外で働く人もいるので、60代で海外で働くことは大いに現実的です。
シニアで海外勤務は体力的にキツい部分がある
体力的な問題からは逃げられないことは事実です。
何十年も住んできた日本での慣れた生活から離れることは、そもそも年齢関係なく体力がいることです。毎日の生活も維持するだけでも大変になるでしょう。
「働き方」をはじめから調整するなど、前もって準備しておくことが大切です。
海外で仕事をしていると、腰が痛い、持病がある、体調を崩す、さまざまな問題が発生します。
仕事以外の面でも生活を保てるよう、普段から日本人コミュニティに顔を出し、生活や仕事に関する情報をもらっておきましょう。
自分の体と付き合いながら、体力的に無理が少ない海外勤務ができるよう準備を整えましょう。
東南アジア(タイ・マレーシア・ベトナム・台湾)にシニアの求人はある?
東南アジアはシニアの海外就職に人気の国が数多くあります。
国別にどのような求人があるのか紹介します。
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タイで50代・60代(シニア)向けの求人
IT営業、工場管理、金融コンサルタントなどの求人があります。
求める英語レベルはコミュニケーションレベルからビジネスレベルまで職によってさまざまです。
どの業界にも経験は必要なので、自分のキャリアや経験にあった求人に応募することが重要になるでしょう。
マレーシアで50代・60代(シニア)向けの求人
建築業界、電子系の技術指導、コールセンターなどの求人があります。
マレーシアでは50歳からロングステイビザが緩和されるので、シニア就職には適した国です。
稀に技術職であれば語学力がいらない求人もあるので、語学力に自信のない方は自分のスキルと照らし合わせて吟味してください。
ベトナムで50代・60代(シニア)向けの求人
製造業エンジニア、食品関係マネジメントなどの仕事があります。
どの業界にも経験は必須であり、英語力は日常会話レベル以上が必要です。
ローカルスタッフへの指導が業務に含まれる仕事もあるので、ベトナムの文化を知っておくことも大切です。
台湾で50代・60代(シニア)向けの求人
台湾のシニア求人は他の東南アジアの国と比べると少ない傾向にありますが、コンサル業、メーカー、商社などの仕事があります。
台湾には英語を話せる人も多いですが、社内で使う日常会話程度の中国語を使える方が安心です。
日本企業と取引する会社の求人は語学力不問のところもありますが、さらに求人数は少なくなります。
50代・60代で海外就職を考えているなら転職エージェントがおすすめ
生活も落ち着いて、若い頃の夢だった海外就職を目指す方もいるでしょう。
また、東南アジアは物価も安いので、老後の蓄えをするために海外就職を目指す方もいます。
それぞれの目的や目標に効率よくアプローチするためにも、転職エージェントや転職サイトに登録してみてください。
まず、転職エージェントや転職サイトに登録してみる
まずは、転職エージェントや転職サイトへの登録をおすすめします。海外就職で何よりも重要なものは情報です。
しかし、海外転職の情報はあまり多くありません。
転職エージェントや転職サイトなら知りたい情報をすぐに見つけられるでしょう。
コンサルティングを行うエージェントもあるので、自分では発見できなかった求人とも出会えるかもしれません。
転職エージェントや転職サイトで必要な情報を集めることが、海外転職への第1歩です。
50代・60代のシニア向けおすすめ転職エージェント・転職サイト
50代・60代のシニアで海外に転職したいと考えたとき、転職エージェントの利用することをオススメします。
50代・60代のシニアで海外転職でおすすめの転職エージェントは以下の通りです。
サイト/エージェント | 料金 | おすすめの人/特徴 |
---|---|---|
1位. ビズリーチ 公式サイトで登録する | 無料 | 将来的に海外勤務を希望している方におすすめ ・高年収の海外転職を目指す方向け ・駐在と現地採用の両方の求人あり ・海外に詳しいヘッドハンターがサポート |
2位. JACリクルートメント 公式サイトで登録する | 無料 | ・海外のエグゼクティブ、管理職を目指す方向け ・利用者の満足度が94.5% ・東南アジアで日系No.1の人材紹介会社 |
3位. リクルートダイレクトスカウト 公式サイトで登録する | 無料 | ・外資系/グローバル企業への転職を目指す方向け ・エージェントとのやり取りはチャットでOK ・海外求人はなし |
※海外求人の取り扱いは少ないものの、外資系求人や大手ハイクラス企業の求人を豊富に取り扱っているため、海外への駐在チャンスがある求人がございます。
※無料登録後も一切料金はかかりません
国内の求人の数と比較して、とくにシニア向けの海外転職の求人数は少ないため、2~3つ以上の転職エージェントに登録して、求人の選択肢を広げておくことが転職後のミスマッチが起こらないコツです。
ここからシニア向けの海外転職におすすめのエージェントを詳しく解説します。
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\ 知名度は抜群 /
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\ 国内のグローバル求人が多数 /
いますぐ無料登録する!海外シニアボランティアに応募する方法もある
海外で働く方法は、海外就職だけに限りません。
「国際協力機関JICA(ジャイカ)」ではシニア向けの海外ボランティアの募集も行っています。
青年海外協力隊を聞いたことがある方もいるでしょう。
青年協力隊は20〜39歳までを対象にしていますが、JICAでは40〜69歳向けのシニア海外ボランティアのも募集しています。
海外シニアボランティアへの応募方法
海外シニアボランティアの応募は現在、全てウェブ入力で行います。
- 応募者用マイページのアカウントを取得
- 名前、住所などの基本情報を入力(顔写真のアップロード)
- 適性アンケートの入力(希望職種や要請の申告もここで行います)
- 語学力証明書のアップロード
- 志望動機と活動経験履歴の入力
- 健康診断書と問診票の提出→報告
健康診断書の提出のみ郵送です。
その後一次選考では書類審査が行われ、マイページで合否発表、合格者は二次選考のウェブ面接を受けます。
応募から選考までは4〜5ヶ月かかります。
そもそもシニア海外協力隊は英語が必要?
英語は必要ですが、求めるレベルはそこまで高くありません。シニア海外協力隊への応募に必要となる語学力は、希望する要請によって違います。
派遣先で話す言語、それぞれの要請内容に基づいた言語レベルをA〜Dの4段階に分けて設定しています。
例えば、ウルグアイでの少林寺拳法指導の要請にはレベルD、TOEIC330点や英検3級〜準2級レベルを設定しています。
対して、ベトナムの技術大学での指導にはレベルA、TOEIC730点以上、英検準1級以上相当に英語力が必要です。
つまり、最低でもTOEIC330点は必要になりますが、必要な英語力のハードルはあまり高くないと言えます。
50代・60代のシニア海外就職でよくある質問
これまでの日本での生活を一新して海外就職を考えるとなると、さまざまな疑問や不安が浮かんでくるでしょう。
今回は、60代の海外就職について解説していきます。
60歳以上の求人は少ない?
60歳以上の求人は少ないと言えます。とはいえ、定年後の方を募集している求人もあるので、諦めずにチャレンジしましょう。
前もって旅行のついでに現地の偵察に行ったり、求人を出している会社にコンタクトを取ったりするなど前もった準備が重要になるでしょう。
求人は少ないですが不可能ではありません。
実際に定年後に海外就職を果たしている方もいるので、チャレンジする価値はあります。
60歳で海外で再就職は厳しい?
厳しいですが再就職は可能です。日本にいても定年後に再就職し、今までの仕事へのやりがいと比べてしまい、モチベーションが上がらない方はたくさんいます。
海外での再就職はチャンスも、実例もあります。何より生き生きとこれからの人生を過ごす糧となるでしょう。60歳が持っている人脈、経験、ノウハウは海外企業にとっても利益があります。
年齢に臆せず、自分の能力をどんどんアピールしてください。
再就職は簡単ではなく厳しいですが充分に可能です。
キャリアと能力を有効に使い、海外での再就職を図りましょう。
まとめ|シニア向け(50代・60代)からの海外就職
50代・60代の海外就職は、難しい面もありますが、充分に可能です。
さらに、海外就職ではなく、ボランティアという手段もあります。
これまで培ってきたキャリアを活かして、ぜひ海外で第二の人生をスタートさせてください。
という方へ
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