【2024年最新】カンボジアの平均年収は?国の特徴や物価、平均年齢なども解説

カンボジアへの就職または移住を検討しようとしたとき、

「カンボジアの平均年収はいくら?」

「カンボジアの物価はどれくらい?」

「カンボジアの平均年齢はどれくらい?」

この記事では、そんな悩みを抱えている方に向けて、カンボジアの平均年収や物価、平均年齢などをわかりやすく解説します。

最後まで読むことで、カンボジアの平均年収について深く知ることができるでしょう。

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カンボジアの平均年収

カンボジアの平均年収

カンボジア就職や移住を考えるとき、まず気になるのは平均年収でしょう。

カンボジアの平均年収は日本に比べると非常に安いと言えます。

それでは、カンボジアの平均年収について解説します。

カンボジアの平均年収は約24万円

カンボジアの平均年収は約24万円、日本の平均年収の約1/5と非常に低いと言えます。

これは、カンボジアでは1970〜1990年代にかけて22年間の内戦が続き、長い間貧困国であったためです。

内戦収束後は、人件費の安さを理由に多くの多国籍企業がカンボジア進出しました。

その結果、雇用も拡大し、首都プノンペンでは都市人口の約半分が工場で働いています。

現在のカンボジアの平均年収は低いですが、今後は経済の成長に伴って上昇していくでしょう。

カンボジアの平均月収は約1万8千円

現在のカンボジアの平均年収は約1万円8千円ですが、平均月収は年々上がり続けています。

これは、最低月収が毎年約US$10ずつ引き上げられていることが理由です。

フンセン首相は、今後最低月収をUS$223(約2万4千円)まで引き上げることを公約に掲げています。

しかし、人件費高騰に伴って、物価も上昇しており、低所得者層の生活は圧迫されているのが現状です。

また、安い人件費を求めてカンボジアに進出した外国企業が赤字を出し、撤退を余儀なくされるなど、雇用機会の減少も危惧されています。

カンボジア経済は急成長し、平均月収も上昇していますが、政府は今後国内のビジネスを活性化させるなどの対応が必要になると言えます。

カンボジアで現地採用時の年収はどれくらい?

カンボジアで現地採用時の年収はどれくらい?

カンボジア就職を考えるとき、現地採用での就職を視野に入れる人も多いでしょう。

そこで、カンボジア現地採用の年収について解説します。

日本人現地採用の年収は約11~17万円

日本人現地採用の年収は約11〜17万円と、日本の給料や多くの東南アジア他国に比べると低いと言えます。

これは、就労ビザの発行に最低年収が設定されていないことが理由です。

しかし、経済成長が見込まれているカンボジアでは、現地採用で就職できる職業は比較的たくさんあります。

例えば、日本人が現地採用として働ける仕事は、通訳・翻訳や営業、事務、衣料メーカーなどがあります。

カンボジアの急な経済成長により、日本企業が多く進出し、在留日本人も増えているので、接客業や旅行業、対日本人不動産などの職業も見つけられるでしょう。

日本人現地採用の年収は低く、年収アップは見込めませんが、カンボジアで働くチャンスはあると言えます。

カンボジアで年収どれくらいあれば生活できる?

カンボジアで年収どれくらいあれば生活できる?

カンボジア就職や移住をする場合、現地でかかる生活費を知っておくことは重要です。

収入見込みと生活費を加味して、就職先を選んでおくと安心でしょう。

それでは、カンボジアでは年収どれくらいあれば生活できるかについて解説します。

年収11万円以下だと厳しい

カンボジアの生活では、年収11万以下だと厳しいと言えます。

なぜなら、カンボジアは日本に比べると物価は低いですが、東南アジア他国と比べると物価が高いためです。

年収11万円を切ってしまうと、月収1万円以下となり、現地の人と同じ生活をしても厳しいものになるでしょう。

例えば、現地の人の生活でも、食費$60、ガソリン代$10、携帯電話のメール代$5、家賃$40(光熱費込シェアルーム)はかかります。

これは、娯楽費もなく、日本食も購入できず、かなり切り詰めた生活ですが、合計で約1万4千円は必要です。

このように、日本水準の生活に慣れている人が、カンボジアの水準で生活するのは非常に困難でしょう。

就職活動をするときは、必ず年収11万円以上の求人への応募が安心と言えます。

カンボジアの物価

カンボジアの物価

カンボジアでの生活を考えるとき、物価について知っていると、現地生活のイメージがしやすいでしょう。

そこでカンボジアの物価について解説します。

カンボジアの物価は高い?低い?

カンボジアの物価は日本に比べると安いですが、東南アジア他国と比べると高いと言えます。

なぜなら、カンボジアは農業国であるため、工業製品をタイやベトナムからの輸入に頼っているためです。

電気もタイからの輸入に頼っているため、光熱費が高いことが工業化を遅らせている原因の1つにもなっています。

気になる生活に関する物価は、水330ml約60円、米1kg約134円、鶏肉1kg約900円など、国産の農業品は非常に安価です。

しかし、外食しても自炊するよりも安い場合もあり、1食150円程度あれば外食することもできます。

さらに、海外からアパレルメーカーが進出しているため、高品質のTシャツや半ズボンなどが約300円で購入可能です。

日本人に人気のサービスアパートメントの家賃は約5万5,000〜33万円と、立地や部屋の種類によって値段の幅があります。

カンボジアの物価は東南アジア他国と比べると高いと言われていますが、日本での充分な貯金があれば、余裕をもって生活できるでしょう。

富裕層向けのマンションもある

カンボジアには富裕層向けのマンションもあります。

これは、外国人駐在員が多いことと、ドル経済圏のカンボジアで、中国人富裕層がドルで不動産投資をしていることが理由です。

実際に首都プノンペンでは、高級住宅街であるボンケンコンエリア、プノンペン国際空港周辺のエリア、埋め立て地で島状に開発されたダイヤモンドアイランドエリアには、富裕層向けのマンションが集まっています。

富裕層向けのマンションやコンドミニアムが建つエリアは開発が進み、日本からイオンモールも進出しました。

急激な経済の成長によって、カンボジアの富裕層が増加すれば、富裕層向けのマンションも今後増えていくでしょう。

カンボジアの主な産業は「縫製業」

カンボジアの主な産業は縫製業です。

縫製業が盛んなのは、カンボジアの低関税と人件費の安さを求めて、世界各国のアパレルメーカーがカンボジアに進出しているためです。

例えば、近年、日本からファストファッションブランド「ジーユー」が進出し、990円ジーンズがカンボジアで縫製されています。

しかし、経済が急成長した結果、最低月収が引き上げられたため、人件費が高額となり、撤退を余儀なくされる外資企業も増えてきました。

このように、カンボジアは経済成長の結果の人件費高騰により、撤退する外資企業が増加し、再び雇用の機会が減少するという「経済のパラドックス」に陥ることが危惧されています。

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カンボジアの平均年齢

カンボジアの平均年齢

カンボジアには若年層が多く、今後の経済成長が期待されています。

そこで、カンボジアの平均年齢について解説します。

国民の平均年齢は23.9歳

カンボジア国民の平均年齢は23.9歳であり、日本の平均年齢45.65歳に比べると非常に若いと言えます。

これは、1970年代に起こった大虐殺によって、40代以上の人口が少ないためです。

カンボジア国民の約半数が30歳未満であり、若い人口が多いことが窺えます。

国民が若く、豊富な労働力があるため、カンボジアは今後の発展が期待されており、日系企業を含め多くの外資企業が進出しています。

カンボジアの人口について

カンボジアの人口について

国の人口は今後の経済の流れを予測する1つの重要な要素とされています。

そこで、カンボジアの人口について解説します。

人口増加率

世界銀行のデータによると、カンボジアの人口は2010年から毎年、1.4%〜1.6%の割合で増え続けています。

人口が増えた理由の1つは、内戦終結後、他国からの支援や援助によって医療環境が改善し、乳児死亡率と母親の出産時死亡率が下がったためです。

1960年の人口は約570万人でしたが、この60年余りの間に約1,000万人以上増加しています。

このように、カンボジアの人口は近年、着実に増加していると言えます。

人口ピラミッド

カンボジアの人口ピラミッドは、概ね理想的なピラミッド型をしています。

なぜなら、カンボジアの平均年齢が低く、生産年齢人口が多くなっているためです。

40〜44歳の数が極端に少なく、ピラミッドがいびつな形になっていますが、これは、かつてのポト・ポト政権による大量虐殺が原因です。

特別な理由があり、形はいびつですが、カンボジアの人口ピラミッド全体の形は、少子高齢化社会の日本とは正反対の形をしています。

このように、人口ピラミッドから見ても、労働人口が多いカンボジアでは今後しばらく経済成長が続くと予想できます。

高齢化率

カンボジアの高齢化率は3.9%ですが、65歳以上の約7割が未だ74歳以下の前期高齢者です。

カンボジアは2060年以降に高齢者社会になると予想されており、緩やかな高齢化が進んでいます。

これは、1人の女性が生涯に産む子供の数である合計特殊出生率が2008年の2.7%から2.5%に減少していることが理由の1つとして考えられます。

現在、カンボジアは豊富な労働人口を持ち、経済成長を促す人口ボーナス期となっていますが、2008年6.3%だった高齢人口は、2019年の調査では8.9%と増加しています。

このように、カンボジアでは緩やかな高齢化が進むと予想されており、政府は高齢者政策と労働人口の教育不足の改善が必要となるでしょう。

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カンボジアの一人当たりのGDPの推移

カンボジアの一人当たりのGDPは2011年以降、毎年7%前後の成長率でしたが、2019年から2020年は2.2%減少しました。

成長率が減少したのは、新型コロナウイルスの感染が拡大したことが理由です。

しかし、2021年4月時点では前年に比べると、すでに一人当たりのGDPは増加していることからも、徐々に成長率が回復していく可能性が高いです。

カンボジア経済の堅調な成長は続くと予想されており、感染拡大の抑制に成功すれば、再び成長率も回復するでしょう。

一人当たりのGDPの推移からも分かるように、カンボジアの経済成長率は東南アジアのなかでも比較的良い値と言えます。

【補足】カンボジアの特徴

【補足】カンボジアの特徴

最後に補足としてカンボジアの特徴について解説します。

首都

首都はプノンペンで、国の総人口1,530万人のうち、212万9,000人が住んでいます。

カンボジア東南に位置しており、フランス統治の影響が色濃く残っているため「東洋のパリ」とも呼ばれる美しい街です。

民族

人口の90%がクメール人で、残りの10%はチャム族、ベトナム人など20以上の民族が占めています。

公用語はクメール語ですが、首都プノンペンや観光都市シェムリアップでは多国籍な言葉を話せるカンボジア人もおり、英語が通じる場合が多いです。

宗教

クメール人の大半が仏教を信仰しており、少数派としてイスラム教や、キリスト教信者がいます。

クメール人が信仰している仏教は上座部仏教であり、日本の主流となっている大乗仏教とは異なります。

まとめ|カンボジアの平均年収は約24万円

カンボジアの平均年収は日本に比べると非常に安いですが、経済の成長に伴って、平均年収が今後上昇する可能性もあります。

カンボジアに進出する日系企業も増加しているので、カンボジア就職や移住を考えている人は、今後の動向を入念にチェックしておきましょう。

カンボジア周辺の国の平均年収一覧

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