こんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、海外と日本の転職事情を詳しく解説していきます。
また、各国の平均勤続年数ランキング、転職回数を気にする会社・気にない会社の特徴も解説しています。
転職するか迷っている人や海外と日本の転職事情を比較したい人はぜひ、参考にしてみてください。
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アメリカや海外では転職が当たり前!海外の転職事情を徹底解説
アメリカや海外では転職は当たり前で、日本人のように同じ会社に長く勤めることは稀です。
海外ではどのぐらい転職を繰り返すのか、諸外国の転職事情を徹底解説します。
アメリカ人の転職回数と転職事情
- 勤続年数(中央値):4.1年
- 出典:U.S. BUREAU OF LABOR STATISTICS : Employee Tenure Summary
アメリカでは担当する仕事によって、あらかじめ給与が決められる「職務給」が多く採用されています。
そのため、担当する仕事内容が変わらない限り給与が上がることはなく、収入を上げるためには転職をして仕事を変える必要があるのです。
また、アメリカの企業は実力主義なので、スキルや能力を活かして好待遇の職場があるなら転職するのが一般的です。
カナダの転職回数と転職事情
- 勤続年数(平均値):100.6カ月(8.3年)
- 出典:Statistics Canada : Job tenure by occupation, annual
カナダの企業も実力主義の環境なので優秀な人材は進んで好条件の企業へ転職したり、ヘッドハンティングなどで引き抜かれて転職することも多いです。
そのため、転職回数が多い=優秀な人材と見なされる傾向にあります。
また、カナダ人は仕事よりもプライベートや家庭を優先する国民性があるので、職場や仕事に満足していない場合は環境を変えるために転職をします。
イギリスの転職回数と転職事情
- 勤続年数(平均値):5年
- 出典:BBC : How long should you stay in one job?
イギリスでも転職は一般的で、同じ会社で定年まで働くという意識はほとんどありません。
仕事をしていくなかで技術やスキルを磨き、そのスキルや経験を活かして好条件の仕事を求めて転職するのです。
また、イギリスの求人は経験者向けが多く、新卒向けの求人が少ないのも特徴です。
オーストラリアの転職回数と転職事情
- 勤続年数:1〜4年(5年未満が全体の55%)
- 出典:Australian Bureau of Statistics : Job mobility
オーストラリア人は個人主義な気質があるので、好条件の仕事があれば積極的に転職します。
また、アメリカと同じく転職回数が多ければ、その分仕事ができる人と見られる傾向にあります。
中国の転職回数と転職事情
- 勤続年数(1990年代生まれ):18.5カ月(1年半)
- 勤続年数(1980年代生まれ):26.5カ月(2年半)
- 出典:CHINADAILY.COM.CN : Job-hopping generation
中国の転職は欧米よりペースが早く、新卒で入社する人の60%以上は1年以内に転職し、38%の人は半年以内に転職するという調査結果があります。
また、40代以降の年齢でも転職する人が多いことから、中国は諸外国に比べて転職が盛んなことがわかります。
マレーシアの転職回数と転職事情
多国籍国家のマレーシアでは互いの文化や宗教、パーソナルな部分への理解力が高いため、条件のいい仕事が見つかれば周りの状況に関係なく、すぐ転職してしまう人が多いです。
そのため、HR Asiaの調査によるとマレーシア人の仕事に対する情熱度(Employee engagement)は54%で、世界平均の53%を上回る結果が発表されています。
そして、マレーシアは日系企業や外資系企業の参入が盛んな国なので、日本人向けの求人も多く存在します。
転職率を国際比較!平均勤続年数の世界ランキング
日本を含む14カ国の労働者平均勤続年数を以下にまとめました。
国名 | 男女計 | 男性 | 女性 |
日本 | 11.9 | 13.4 | 9.3 |
アメリカ | 4.1 | 4.3 | 3.9 |
イギリス | 8.1 | 8.2 | 7.9 |
ドイツ | 10.8 | 11.1 | 10.4 |
フランス | 11.0 | 10.8 | 11.2 |
イタリア | 12.4 | 12.4 | 12.3 |
オランダ | 9.4 | 10.0 | 8.7 |
ベルギー | 10.9 | 10.8 | 11.1 |
デンマーク | 7.2 | 7.4 | 7.1 |
スウェーデン | 8.3 | 8.2 | 8.5 |
フィンランド | 8.8 | 8.7 | 8.9 |
ノルウェー | 8.6 | 8.7 | 8.5 |
スペイン | 10.5 | 10.7 | 10.3 |
韓国 | 6.0 | 7.0 | 4.8 |
イタリアでは家族や友人、知人などのネットワークを使って仕事を探すことが一般的で、職場や待遇に不満がなければ同じ会社で長く働く傾向にあります。
転職回数を気にするのは日本だけ?日本の転職事情・転職が難しい3つの理由
日本で転職が難しいとされる理由を3つまとめました。
転職が難しい理由①転職回数が多い=ネガティブなイメージを持たれる
日本では転職回数が多いと「持続力がない」、「人間関係や正確に問題がある」などのネガティブなイメージを持たれてしまいます。
また、転職回数が少なくても短期間で職場を変える場合もマイナスのイメージを持たれてしまうので、日本では転職を積極的にする人が少ないのです。
転職が難しい理由②年功序列や終身雇用が主流
日本では年功序列や終身雇用を主流としている企業が多く、勤続年数が長ければ長いほど収入が上がり、退職金も高くなるのです。
また、転職することで築き上げたキャリアが振り出しに戻る可能性があります。
そのため、転職しないほうが安定した生活を送れて、キャリア形成しやすいと考える人が多くなってしまうのです。
転職が難しい理由③転職回数で書類選考から落ちる可能性がある
企業の書類選考では年齢や性別、経験などをチェックされますが、職歴や転職回数も選考の重要ポイントとして注視されます。
リクナビNEXTの調査によると、転職回数が3回目になると気にする採用担当者が増える回答結果となりました。
また、理由もなく離職期間が長い場合も採用選考では不利になる可能性が高いです。
「前職でトラブルがあった」「健康面に問題がある」など、さまざまな理由を勘探される可能性があるからです。
失敗しない海外就職をするなら転職エージェントを活用しよう!
海外転職したいと考えたとき、転職エージェントの利用することをオススメします。
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サイト/エージェント | 料金 | おすすめの人/特徴 |
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いますぐ無料登録する!海外の仕事事情はどう?外国人の転職に対する5つの考え方
外国人の転職に対する考え方は日本人と異なります。
海外での転職に対する5つの考え方を以下にまとめました。
欧米などは仕事に対する考え方が違う
欧米などは仕事に対する考え方が日本と違います。
やりたい仕事や楽しめる仕事がしたいと考える人が多く、目的を達成するために積極的に転職します。
また、日本のように長時間労働や残業する風習もなく、プライベートや家族の時間が一番大切だと考える人が多いです。
そのため、欧米などでは仕事とプライベートのバランスが取りづらくなると、真っ先に転職を検討します。
ジョブ型雇用が採用されている
日本企業では人を採用してから仕事を割り当てるメンバーシップ型雇用を取り入れていますが、海外ではスキルや経験がある人を採用するジョブ型雇用が採用されています。
そのため、業務内容や勤務場所、勤務時間、給与が明確に決まっているので異動や転勤、昇給は基本的に存在しません。
実力主義で能力がない人はキャリアアップできない
海外では実力主義が主流で、能力がない人はキャリアアップできません。
日本のように勤続年数で専門性の高い仕事を任されたり、収入が上がることはないのです。
そのため、成果を出せなければ解雇されるリスクがあります。
ただ、能力がある人は転職によってさらに上を目指せる環境なので、実力さえあれば年齢に関係なく活躍できます。
通年採用スタイル
海外では日本のように一定の採用時期は決まっておらず、通年採用を取り入れています。
そのため、退職や就職活動を自分のタイミングでできるので、転職が盛んなのです。
また、新卒の一括採用がない国も多く存在します。
新卒採用がない国では学校卒業後にアルバイトやインターンシップをして、実務スキルを学んだ後に就職するのが一般的です。
キャリアアップしたいなら転職一択!
海外ではジョブ型雇用が主流なので専門性の高い仕事や収入アップなど、キャリアアップをしたいなら転職一択しかありません。
そのため、海外ではキャリアアップやスキルアップを目的とする転職は当たり前なのです。
転職回数を気にする会社と気にない会社の特徴はなに?
転職回数を気にする会社と気にしない会社の特徴を、以下にまとめました。
何度も転職をしている人や自身の転職回数に不安がある人は参考にしましょう。
転職回数を気にする会社の特徴
- 将来的な人材投資より、早期退職のリスク回避ばかり優先しがち
- 横柄な態度で転職回数に対して指摘してくる
- 転職に関する具体的な理由を質問せず、決めつけた意見を話してくる
従業員一人あたりの採用費や教育訓練費は少なくとも100万円以上と言われており、将来的な人材投資より早期退職のリスクを回避する会社が多いです。
また、「これ以上の転職はよくない」「転職は今回で最後にしたほうがいい」など、上から目線で転職回数に対して指摘してくる会社もいます。
転職回数を気にする会社は人材のスキルや能力より、長く働いてくれる人ばかりを重視しているのです。
転職回数を気にしない会社の特徴
- 転職回数よりこれまでの経験を入社後、どう活かせそうかを重視している
- 転職理由を丁寧にヒアリングしてくれる
- 会社と社員を対等な関係として考えている
転職回数を気にしない会社は入社後にどのような活躍を見せてくれるのかを重視しているので、具体的な仕事の話やキャリアの話をしてくる場合が多いです。
また、なぜ転職をしているのか丁寧にヒアリングしてくれる場合が多く、スキルアップやキャリアアップが理由だとポジティブに受け取ってくれます。
そして、会社と社員を対等な関係として考えているので社員を縛り付けるような言動はなく、社員を重要な財産として扱ってくれます。
企業と社員の理想的な関係とは?
企業も人材へ投資しますが、労働者も自分の労力と貴重な時間を会社へ提供します。
そのため、企業と社員はお互いが対等な立場であることが理想的な関係といえます。
また、「雇ってあげている」ではなく「たくさんある会社のなかから、この会社を選んでくれてありがとう」と思ってくれる会社は社員を大切にできる会社です。
社員に対して感謝の気持ちを持ってくれることで気持ちよく仕事ができ、社員のやる気にも繋げられます。
世界の反応に合わせて日本の転職意識も変わりつつある!
欧米など世界のビジネススタイルに合わせて、日本の転職意識も変わりつつあります。
日本の転職者推移や転職に対する意識変化を2つ解説します。
日本の転職者推移
日本の転職者推移を以下にまとめました。
転職者数(実数) | 対前年増減数 | |
---|---|---|
2012年 | 286万人 | 2万人 |
2013年 | 287万人 | 1万人 |
2014年 | 291万人 | 4万人 |
2015年 | 299万人 | 8万人 |
2016年 | 307万人 | 8万人 |
2017年 | 311万人 | 4万人 |
2018年 | 329万人 | 18万人 |
2019年 | 351万人 | 22万人 |
2020年 | 319万人 | −32万人 |
2021年 | 288万人 | −31万人 |
パンデミックが起こる2020年前まで、転職者数は年々増加傾向にありました。
日本の転職に対する意識変化
深刻な人材不足やグローバル化の影響で、日本の転職に対する意識も変化しています。
以前までは採用条件に「経験者のみ」「大卒のみ」といった項目がありましたが、「未経験者可」「学歴不問」など対象者の枠が拡大しました。
また、専門的なスキルや能力を持っている人材は海外企業も転職の候補として考えられるようになり、世界で活躍する日本人も多いです。
仕事の選択肢が増えたことやグローバル化の影響で、転職の必要性が高い世の中に変わってきているといえます。
キャリアアップのために転職はすべき!転職回数が多くても転職可能な理由
転職回数が多くても転職可能な理由を2つ解説します。
転職できる=能力がある優秀な人
何度も転職できる人は実力や能力がある優秀な人といえます。
実力や能力がなければ企業は雇おうと考えないからです。
また、転職回数が多い人は多くの会社や職種の経験を持っているので、多角的な視点から仕事を進められます。
そのため、転職回数が少ない人に比べて仕事経験が豊富で優秀な人といえるのです。
キャリアに一貫性があれば転職はプラスな理由になる
転職回数が多くてもキャリアに一貫性があれば、転職はプラスな理由になります。
転職を経て自分のキャリアをしっかりと築き上げてきたことや実力、行動力があることの具体的な根拠になるからです。
また、転職を成功体験として考えれば、将来の自分へ向けた自信に繋がります。
ただ、キャリアに一貫性を持たせるためには具体的な転職理由が必要なので、採用担当者へきちんと説明できるよう選考前に内容をまとめておきましょう。
まとめ|海外では転職が当たり前!日本の転職意識がおかしい
海外と日本の転職事情を詳しく解説しました。
海外では労働環境の改善やスキルアップなどの目的を達成するために転職するので、日本のように同じ会社に長く留まることはしません。
そして、日本は転職回数ばかり意識しすぎて、個人のスキルや能力に目を向けていない会社が多いです。
キャリアに一貫性があったりスキルアップが目的の転職なら、転職回数が多くても転職できます。
自分のスキルや能力に仕事内容や環境が合っていないと感じたら、転職を前向きに検討しましょう。
という方へ
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