外資系の雰囲気とは?日系企業との違いも解説

外資系企業の雰囲気ってどんな感じ?

外資系企業ってどれくらい日系企業と違うの?

外資系企業に向いてるのはどんな人?

こんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、外資系企業の雰囲気について解説しています。

日系企業との違いを表や箇条書きを用いて解説しているので、外資系の雰囲気について直感的にイメージできるでしょう。

外資系企業の雰囲気を知り、転職活動を成功させましょう。

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目次

外資系企業とは?年収や定義を解説

まずは外資系の定義や年収について解説します。

外資系の定義や年収を知ることで、なぜそのような雰囲気があるのかを理解できるでしょう。

  1. 外資系企業とは海外に資本を置く企業のこと
  2. 外資系企業の平均年収は600~2,000万円
  3. 働きやすい外資系企業ランキング1~10位を紹介

外資系企業とは海外に資本を置く企業のこと

外資系企業とは、一口で言えば海外に資本を置く企業のことです。

ネスレ日本やグーグル会社、アップルジャパンなどが外資系と呼ばれる企業です。

外資系企業には下記の3つの種類があります。

  1. 外国の企業が日本法人を設立した会社(日本IBM、マッキンゼー・アンド・カンパニー等)
  2. 外資と日系企業が共同出資して設立した会社(日本マクドナルドや味の素ゼネラルフーズ等)
  3. 外国企業が日系企業を買い上げたり資本提携したりした会社(SHARP、パイオニア等)

外資系企業の平均年収は600~2,000万円

外資系企業で働く社会人の平均年収は600~2,000万円です。

業界やポジションで前後しますが、一般的に日系企業よりも高い年収額が設定されています。

従業員の貢献を報酬で還元する意識が高く、目標の達成率に応じてインセンティブが支給される企業が多くあります。

働きやすい外資系企業ランキング1~10位を紹介

順位企業名 業界
1位グーグル合同会社IT
2位中外製薬株式会社メーカー
3位株式会社リクルートサービス
4位株式会社セールスフォース・ドットコムIT
5位プルデンシャル生命保険株式会社金融
6位アビームコンサルティング株式会社コンサル
7位P&Gジャパン株式会社メーカー
8位ソニーグループ株式会社メーカー
9位日本マイクロソフト株式会社IT
10位デロイト トーマツ コンサルティング合同会社コンサル

働きやすい外資系企業ランキングをまとめました。

とくに多かったのは、グーグル合同会社等のIT系、中外製薬株式会社等のメーカーでした。

一方、外資系企業の中でも特に高給取りと言われるコンサル業や金融業は、あまり上位にランクインしていません。

外資系企業はこんな雰囲気

外資系企業の雰囲気を8つのポイントにわけて解説します。

  1. 仕事や決定にスピード感がある
  2. 社員が意見を出すことに積極的
  3. 社内言語は英語を用いることが多い
  4. 個人主義で裁量権がある
  5. 家族を最優先する
  6. 残業=仕事ができないという認識がある
  7. 新しい技術やテレワークはどんどん試す
  8. 部署移動なしのジョブ型採用が基本

仕事や決定にスピード感がある

外資系企業では、業務や会議、ルール変革がスピーディです。

計画が不十分であっても「とりあえずやってみるか」と見切り発車で実行するケースも少なくありません。

環境が目まぐるしく変わるため、高いフレキシビリティを求められます。

社員が意見を出すことに積極的

外資系企業には、ただのイエスマンはほとんどいません。

社員は意見を出すことに積極的で、会議や意思決定の場には活気があります。

若年社員がベテランや上司に物申すケースも多く、風通しのよい職場環境ができています。

社内言語は英語を用いることが多い

外資系企業には、日本国外から来た従業員も在籍しています。

そのため世界共通語である英語を用いてコミュニケーションを取る機会が多くあります。

業務連絡や会議が英語で行われるケースも少なくなく、高い英語力が必要になります。

外資系で必要な英語力は、TOEIC換算で800点前後です。

個人主義で裁量権がある

外資系企業は個人主義で、従業員一人ひとりに裁量権があります。

そのため自分の与えられた仕事について、さまざまな工夫や試行をしながら取り組めます。

また、個人主義故に、日系企業のような付き合い残業や社内イベントは多くありません。

自分に与えられた仕事のみをこなせばよいので、作業が遅れている人の仕事を肩代わりする必要もありません。

家族を最優先する

外資系企業では、家族を優先している上司や同僚、経営者が多いことが特徴です。

それ故有給の消化率も高く、ワークライフバランスも取りやすいでしょう。

女性の場合、産休や育休の取得に理解を得られやすいのも特徴です。

また男性であっても、希望者が育休や時短勤務を選びやすいのがメリットです。

残業=仕事ができないという認識がある

外資系企業で評価されるのは、成果や目標の達成率です。

基本的に残業時間数を評価されることはありません。

むしろ残業が多い社員は仕事ができないと捉えられ、評価が下がる可能性があります。

自分が上司である場合、部下の残業=マネジメント力不足と捉えられるリスクがあります。

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新しい技術やテレワークはどんどん試す

外資系企業には、過去の慣習や手法に日系企業ほどのこだわりがありません。

電子署名等のDX化、IoT機器の導入、テレワークシステムの導入等を積極的に行います。

業務効率化を常に視野に入れ、企業努力に余念がないことが特徴です。

部署移動なしのジョブ型採用が基本

外資系企業には、基本的に部署移動がありません。

また、日本の総合職のように一人が企業内の仕事を幅広く行うこともほとんどありません。

営業職なら営業職、技術課勤務なら技術課勤務というように、ジョブ型採用が基本です。

ジョブ型採用のメリットは、取り組むべき業務が明確でスペシャリストを目指せることです。

デメリットは、スキルの幅が広がりにくいことと、部門廃止の際に受け皿を用意してもらえないことです。

日系企業はこんな雰囲気

外資系企業の雰囲気を掴むためには、日系企業の雰囲気を知ると良いでしょう。

日系企業には、次の5つの特徴があります。

  1. 集団主義で社内イベントがある
  2. 決定に時間をかける
  3. 成果が出なくても過程や残業時間を評価してもらえる
  4. 退職金制度や終身雇用制度がある
  5. 過去の習慣を大切にする、固執しすぎる

集団主義で社内イベントがある

日系企業は、個人よりも組織を大切にする集団主義です。

他の人が残業していれば自分も残業しなければならない、社内イベントに参加しなければならないなどのしがらみがあります。

集団主義はデメリットにもなりますが、会社内で人間関係を構築しやすい点はメリットです。

決定に時間をかける

日系企業では、一つの決定に長い時間をかける傾向にあります。

会議が1時間も2時間もかかったり、計画が実行に移るまで長い時間を要したりします。

見切り発車や計画の挫折を恐れる傾向にあり、職場の空気が滞りやすいケースがあります。

成果が出なくても過程や残業時間を評価してもらえる

日系企業では、成果が出なくても残業時間や過程を評価してもらえます。

むしろ成果そのものよりも、残業時間によってボーナス額が決められるケースも少なくありません。

自分の実力に自信がない人や、仕事をゆっくり行いたい人にはおすすめの環境です。

しかし、仕事とプライベートをキッパリ分けたい人にとって、煩わしい制度かもしれません。

退職金制度や終身雇用制度がある

日系企業では、一度入社すると定年まで働く風潮があります。

役員やマネージャー、経営幹部は社内昇格で決まることが多く、20年、30年と一社に勤める人も少なくありません。

一時退職金制度や終身雇用があり、従業員の立場が強いことが特徴です。

また、採用に関しても、入社時の研修制度が充実しており、社内で人材を育てる意識も高いです。

過去の習慣を大切にする、固執しすぎる

日系企業には、過去の慣習を大切する傾向があります。

今でもなおデータを書類で管理したり、Excelではなく電卓で計算したりするケースも少なくありません。

テレワークやビデオ会議は未だ定着しておらず、顔を突き合わせて仕事をすることに重きを置く企業も多いのが現状です。

過去の習慣を大切にするのは日系企業の良いところですが、固執し過ぎる場合は社内の風通しを悪くし、業務効率化の機会を逃してしまいます。

外資系企業で働くには?具体的な方法を解説

外資系企業に入社するためにできることを、5つのポイントに分けて紹介します。

  1. 外資系企業に内定実績のある大学を選ぶ
  2. 外資系企業を中心に就職活動をする
  3. 外資系企業のインターンシップに参加する
  4. 外資系企業で求められる英語力やその他スキルを身に付ける
  5. 外資系企業に強い転職エージェントを利用する

外資系企業に内定実績のある大学を選ぶ

学生の内から外資系企業を志す場合、外資系企業に内定実績のある大学を選ぶと良いでしょう。

外資系企業に内定実績があるのは、早慶や旧帝大、関関同立等の他、外国語学部や国際学部がある大学です。

また海外の大学に留学しMBA等の資格を取るのもおすすめです。

現在大学生の人は、3年次編入制度を利用して実績のある大学に転入するのも効果的です。

外資系企業を中心に就職活動をする

外資系企業を目指す場合は、滑り止めに日系企業を受けるのはおすすめしません。

外資系企業一筋で就職活動を進める方が、効率的です。

外資系企業と日系企業をそれぞれ1社ずつ受けるよりも、大手外資系と中小外資系を1社ずつ受けるようにしましょう。

もちろん就職活動に余裕がある場合は、より多い数の企業に応募しても構いません。

外資系企業のインターンシップに参加する

外資系企業では、インターンシップで良い成績を出した学生にオファーするケースが多々あります。

就職活動を効率よく進めるためには、インターンシップの参加が手っ取り早いでしょう。

インターンシップ情報は、インターネットで簡単に探せます。

積極的に情報を集め、有利に就職活動を進めましょう。

外資系企業で求められる英語力やその他スキルを身に付ける

外資系企業に応募したとしても、採用されるか否かは本人の実力次第です。

少しでも採用される確率を上げるためには、英語力やその他のスキルを高めることが大切です。

自分の業界に対する専門性を高めるほか、交渉術やロジカルシンキング力等を高めましょう。

本気で外資系就職を目指すなら、セミナーに参加したり、書籍を購入したりするのがおすすめです。

外資系企業に強い転職エージェントを利用する

外資系企業に強い転職エージェントを利用することで、効率よく情報を集められます。

また、無料でキャリアコンサルティングをしてくれる転職エージェントも多く、キャリアビジョンを明確にしやすいのもメリットです。

おすすめの転職エージェントは、外資系に強い「リクルートエージェント」や「ロバートウォルターズ」等です。

転職エージェントは外資系の非公開求人も多数保有しているので、一度登録してみるのがおすすめです。

外資系企業の雰囲気を知れるおすすめ転職エージェント

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外資系企業の転職を成功させるためのコツ

外資系企業で転職を成功させるためのコツを5つのポイントに分けて解説します。

  1. キャリアの棚卸をする
  2. 企業研究を入念に行う
  3. 企業のニーズに合うことをアピールする
  4. 英語面接の場合は言い回しもチェックする
  5. 意思表示に自信を持つ

キャリアの棚卸をする

転職活動で最も大切なのは、キャリアの棚卸をすることです。

今までの実績や評価、転職歴等を細かく思い出し、職務経歴書を作成しましょう。

キャリアの棚卸をした後は、その後のキャリアビジョンを決めることも大切です。

企業研究を入念に行う

外資系企業は、本社のある国によって企業風土が著しく異なります。

そのため外資系企業のイメージだけを鵜吞みにせず、入念に企業研究を行うことが大切です。

今は個人の転職体験記やレビューが気軽に見られる時代なので、ぜひ活用してください。

転職エージェントでコンサルタントに尋ねるのも効果的です。

企業のニーズに合うことをアピールする

面接や履歴書では、やみくもに自分のスキルを羅列するだけでは意味がありません。

自分の持つスキルや経験が、企業の事業や経営理念に合うことをアピールしましょう。

アピールする際、主観的な情報ではなく客観的に語ることが大切です。

極端な例で言えば「営業で成果が出せるように苦しくても頑張りました」では面接官に具体的な成果は伝わりません。

「まずは顧客獲得の流れを作るために、展示会を開催したりSNSで情報発信したりして、企業認知度を上げる意識をしました。その結果・・・」と話すと、相手は求職者の働きぶりをイメージできます。

英語面接の場合は言い回しもチェックする

英語で面接が行われる場合は、英語の言い回しや定型文もチェックしましょう。

面接で使われる英語は、大体決まっています。

自分が話す時も、典型的な言い回しを知っていれば慌てずに話すことができるでしょう。

採用には面接での印象が大きく関わってくるので、入念な準備をして本番に挑みましょう。

意思表示に自信を持つ

外資系企業で求められるのは、曖昧に返事をして流したり、愛想笑いでごまかしたりすることではありません。

自分の意見をハッキリと伝えることが求められています。

インターンシップでも面接でも、自分の意見や要望は自信を持って伝えることが大切です。

まとめ|外資系企業の雰囲気を知り転職活動を有利に進めよう!

海外に資本を置き、海外の風潮を汲んでいる外資系企業の雰囲気は、日系企業と異なります。

日系企業は集団主義で一度入社した社員を定年になるまで面倒を見たり、社内イベントで社員同士の交流を深めたりします。

年収は外資系企業よりも低い分、退職金制度や福利厚生が整っています。

一方、外資系企業は完全成果主義で個人を重視します。

ハッキリとした意思表示が求められ、仕事や決定にはスピード感があります。

退職金制度がなく、転職が一般的ですが、その分年収は高く設定されています。

外資系企業に転職する際は、外資系企業の雰囲気を知ることが大切です。

外資系企業について深い知識のある転職エージェントを利用し、転職活動を有利に進めましょう。