タイに移住したらどんな仕事がある?40代・50代の年代別でも解説

タイ移住する日本人におすすめの職種はある?

40代、50代からでもタイ移住はできる?

タイ移住はやめたほうがいい?

こんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、タイに移住した日本人がどんな仕事をしているのかタイで働く日本人の平均年収・仕事事情就労ビザの種類を詳しく解説していきます。

また、タイで求人を見つける方法日本人がタイ移住を選ぶ理由タイ移住で失敗しない対策も解説しています。

タイ移住やタイでの仕事に興味がある人や海外移住を検討している人はぜひ、参考にしてみてください。

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目次

タイで日本語のみしか話せない日本人向けの仕事はある?タイ移住する日本人におすすめの職種一覧

タイに移住する日本人におすすめの職種を解説します。

タイには日本人向けの仕事が多くあり、日本の仕事経験をタイで活かすことも可能なので、ぜひ参考にしましょう。

  1. 営業職
  2. エンジニア
  3. ホテルスタッフ
  4. コールセンター
  5. 観光スタッフ
  6. 工場管理
  7. コーディネーター

営業職

タイに進出している日系企業は多くあり、たくさんの日本人が営業職で活躍しています。

日本人向けの営業職であれば日本語のみでも働けるので、現地の言語は移住後にゆっくり学べます。

また、日本支社で働いていた社員がタイへ駐在されるケースも多く、日本の仕事を引き継いで海外で働くことも可能です。

将来的にはタイ近隣の東南アジアへ出向となる可能性もあるので、世界レベルの営業力を磨きたい人におすすめの職種といえます。

エンジニア

手先が器用で細部まで手を抜かず対応できる日本人は、エンジニアとして重宝されます

また、技術指導として日本の優れた技術をタイ人に教育・指導する仕事もあり、やりがいを感じながら働けます。

そしてエンジニアは収入も安定しているので移住後、技術力を活かしてタイで起業することも可能です。

ホテルスタッフ

タイは日本人の海外旅行先として人気の国なので、日本語を話せるホテルスタッフはタイのホテルで活躍できます。

日本人観光客のなかには、英語やタイ語を話せないお客様も多いからです。

また、フロント業務だけではなく、和食スタッフとしてホテルのレストランで働くことも可能です。

コールセンター

タイで日系企業のコールセンタースタッフとして働くことも可能です。

主な業務内容は日本人の顧客からかかってきた問い合わせを受け答えし、対応・処理することです。

タイ語や英語などの言語スキルは必要なく、日本語を活かして仕事ができます。

また、フルタイムで働けばバンコクで生活できるだけの収入を得ることも可能です。

観光スタッフ

タイでは日本人観光客向けのツアーやアクティビティなどが多くあるので、観光スタッフとして働く日本人が多いです。

また、日系の旅行代理店でもカウンター業務やツアー企画などを担う現地の日本人スタッフを募集しています。

そのため、一般的な事務作業と接客ができれば、日本語のみしか話せない日本人でも就職できるのです。

そして、日系企業に就職できれば安定した給料をもらえ、福利厚生もしっかりしているので安心して働けます。

工場管理

タイには製造業や自動車業など、海外に工場を構える日系企業が多くあります。

そのため、技術者や製造業経験者管理職などを募集しているケースも多いです。

日本で製造現場の管理や技術者としての業務経験があれば、日本語のみしか話せなくても働けます。

ただ、ポジションによってはタイ人の部下や工場従業員にタイ語でコミュニケーションしなければいけないこともあるので注意しましょう。

コーディネーター

コーディネーターは日本にいる社員とタイ人の社員との橋渡しをする仕事で、問い合わせや予約、手配代行などをします。

簡単な通訳・翻訳をするだけなので、高い語学力がなくても働けます

また、イベントの企画・手配や予算、スケジュール調整など実務面全体を担当する仕事なので、やりがいを感じやすい職種です。

40代、50代からのタイ移住は可能?タイで働く日本人の平均年収・仕事事情

タイで働く日本人の平均年収・仕事事情、40代・50代からのタイ移住を解説します。

タイでの日本人の平均年収

職種によりますが、タイで働く日本人の平均年収は約78〜135万バーツ(約308〜533万円/1THB=3.95円)です。

タイ人の平均年収が約30〜40万バーツ(約118〜158万円/1THB=3.95円)なので、バンコクの現地人と比較しても日本人の平均年収はかなり高いです。

また、タイは物価が安い国なので家や食費などの生活費を工夫すれば、タイでも悠々自適に暮らせます。

>> タイの平均年収

タイに移住したい40代向けの仕事はある?

会社を早期退職して40代からタイ移住を検討することも可能ですが、職種は限られてしまいます

また、タイ語や英語が堪能な人や高い専門スキルを持っている人は就職できる可能性もありますが、日本語のみの求人は非常に少ないです。

そして、日本で働く40代と同じ給料は見込めないので、収入が大きく下がることを覚悟しておきましょう。

>> 40歳からタイ移住は可能?

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タイに移住したい50代向けの仕事はある?

タイで50代向けの仕事を見つけることは難しいので、日本の企業から駐在員としてタイに派遣されて働くのがおすすめです。

また、就業はできませんが、満50歳以上から申請できるリタイアメントビザを使えば、50代からでもタイに移住できます

>> タイ移住は悲惨?

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リタイアメントビザの申請条件

  • 申請時に満50歳以上
  • 日本国籍もしくは日本の在留資格を持つ外国籍の人
  • 過去、タイ王国の治安を脅かすような犯罪歴がない
  • タイ王国の特定疾患(ハンセン病・結核・麻薬中毒・象皮病・第三期梅毒)ではない
  • タイ王国の入国禁止者リストに入っていない
  • A〜Cいずれかの金融証明を提出できる人
  • A:英文の銀行預金残高証明書(80万バーツ以上の貯金)
  • B:年金証書と最新の額面入り年金振込通知書(月65,000バーツ以上の年金収入)
  • C:収入証明書(年間)と英文の銀行残高証明書(合計80万バーツ以上)

参考資料:在東京タイ王国大使館

タイで働きたいという夢を叶える!タイで求人を見つける方法

タイで日本人求人を見つける方法として、以下を利用するのが一般的です。

  1. 現地のフリーペーパーを使う
  2. タイローカルサイトを利用する
  3. 海外転職エージェントを利用する

>> タイ駐在員になるには?

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現地のフリーペーパーを使う

タイの日系スーパーやコンビニには日本人向けの求人が載ったフリーペーパーが設置されていることもあるので、出かける際に確認してみましょう。

また、フリーペーパーが運営するWebサイトの掲示板にも求人情報が掲載されているので、活用するのがおすすめです。

タイローカルサイトを利用する

タイ人向けに発信されているタイローカルサイトに日本人向け求人が紹介されているケースもあります。

ただ、膨大な求人情報から日本人向け求人を探すのは効率が悪く、タイ人向けの求人情報なのでネイティブレベルの語学力がないと就職は難しいです。

海外就職エージェントを利用する

  • JAC Recruitment
  • Reeracoen
  • Adecco
  • Manpower
  • ROBERT WALTERS
  • BANGKOK EXECUTIVE SEARCH
  • PERSONNEL CONSULTANT

外資系やバンコクに支店がある海外就職エージェントを活用して、タイ移住前に仕事を見つけるのもおすすめです。

条件に合った仕事を見つけやすく、ビザ取得までサポートしてくれる場合もあります。

また、日本人コンサルタントが現地とやり取りしてくれるので、語学力がなくてもスムーズに就職活動を進められるメリットがあります。

>> タイ就職でおすすめの転職エージェント

なぜ、タイは日本人が多い?タイに住む日本人の人口と移住が人気の理由

タイに住む日本人の人口と海外移住先としてタイが選ばれる理由を解説します。

  1. タイに住む日本人の人口
  2. 日本人が海外移住先としてタイを選ぶ理由

タイに住む日本人の人口

タイに住む日本人の人口は78,431人です。

また、国(地域)別在留邦人数、都市別在留邦人数の結果を見ても上位にランクインしており、多くの日本人がタイ・バンコクに住んでいることがわかります。

国(地域)別在留邦人数

順位国(地域)名在留邦人数
1米国418,842人
2中国102,066人
3オーストラリア94,942人
4タイ78,431人
5カナダ74,362人

都市別在留邦人数

順位国(地域)名在留邦人数
1ロサンゼルス都市圏65,044人
2バンコク56,232人
3ニューヨーク都市圏38,263人
4上海(中国)36,614人
5大ロンドン市32,947人

出典:外務省:海外在留邦人数調査統計 令和4年

日本人が海外移住先としてタイを選ぶ理由

日本人が海外移住先としてタイを選ぶ理由は、以下が挙げられます。

  • 物価が安い
  • 親日家の人が多い
  • 首都では公共交通機関が発達している
  • 日本人コミュニティーがある

タイは日本と比べて物価が安く、屋台やフードコートなどで安く食事ができます。

また、タイの王室と日本の王室は親密な交流をしているので、日本人を好意的に思ってくれるタイ人が多くいます。

>> タイの平均年収

移住はやめたほうがいい?タイ移住理想と現実|悲惨な結果にならないための対策

海外移住は想像以上に大変なことが多く、念入りに準備をしておかないと移住後に後悔してしまう可能性があります。

タイ移住が悲惨な結果にならないための対策を解説します。

  1. タイ移住の理想と現実は違う!
  2. 対策①移住前に日本で資格や技術を取得しておく
  3. 対策②移住後に後悔しないために移住目的を明確にする
  4. 対策③生活費は十分準備しておく
  5. 対策④タイに関わる仕事をしておくと就職に強い!

タイ移住の理想と現実は違う!

タイ移住後に移住前の理想と現実との差、日本との違いにストレスを感じる人もいます。

最初に日本と異なる点を知り、タイ移住のデメリットもしっかり理解しておきましょう。

気候・環境

  • 雨季は冠水被害が起きる
  • PM2.5などの大気汚染が深刻

政治・社会・治安

  • デモや軍事クーデターが頻繁に起こる
  • タイは格差・階級社会
  • 地域によっては日本人格差や差別がある
  • 交通事故リスクが高い
  • 治安はよくない

教育・医療

  • インターナショナルスクールなどの教育費が高い
  • 手術費・入院費は高額
  • 民間保険の保険料も高額

対策①移住前に日本で資格や技術を取得しておく

日本で実施されている資格は日本のみでしか受験できない場合が多く、海外へ移住した後では希望する資格を習得できない可能性があります。

そのため、タイでの就職やキャリアプランで身につけたい資格は移住前に習得しましょう

また、移住後に専門性の高いスキルや技術を習得したくても、高い語学力がないと難しいです。

タイへ移住する前に専門的なスキルや技術を身につけておきましょう

対策②移住後に後悔しないために移住目的を明確にする

海外移住は生活全般の拠点を海外へ移してしまうので、一旦移住をしてしまうと簡単に日本へ拠点を戻すことはできません

そのため、どのような目的・目標を持ってタイへ移住するのかを明確にしておくことが大切です。

移住目的が明確だと、移住後の活動や仕事も意欲的に取り組めます。

対策③生活費は十分に準備しておく

タイ移住に限らず、海外へ移住する際の生活費は十分に準備しておきましょう

タイは物価が安いので少ない生活費で暮らせますが綺麗で治安のいい場所に住んだり、食生活、交友関係によっては日本での生活以上にお金がかかるからです。

また、タイの医療費や入院費は高額なので、高齢になってから移住する場合は万が一に備えた生活費を準備しておく必要があります。

移住が決まったら、半年〜1年間分の生活費を準備しておくと安心です。

>> タイに社宅付き求人はある?英語不問や語学不問の求人

対策④タイに関わる仕事をしておくと就職に強い!

日本でタイでも関われる仕事に就いておくと、タイ就職で有利です。

タイで日本人が未経験の職種へ就職するのは難易度が高いからです。

日本で実務経験がある仕事であれば、言語コミュニケーションが不十分でも一定業務はこなせます

タイ移住を検討したらタイでどのような仕事ができるか、求人サイトなどで調べてみましょう。

タイで働くために必要なビザの種類

タイで働くために必要なビザは以下の3つの種類があります。

  1. ノンイミグラントBビザ(ビジネスビザ)
  2. ワークパーミット(労働許可証)
  3. スマートビザプログラム

ノンイミグラントBビザ(ビジネスビザ)

タイで仕事をする場合、ノンイミグラントBビザ(ビジネスビザ)の取得が必要です。

また、タイ入国後にビジネスビザを申請することはできないので、必ず渡航前に申請しましょう。

ビザの種類入国目的入国回数ビザ有効期限可能滞在期間
B(就労)タイでの就労シングル3ヵ月90日
B(短期商用) 商談等短期出張シングル

マルチプル

シングル:3ヵ月

マルチプル:12ヵ月

90日
B(教師)教師として入国・滞在シングル3ヵ月90日

参考資料:タイ王国大阪総領事館

ワークパーミット(労働許可証)

ワークパーミットはタイで外国人が働くのに必要な許可証のことを指します。

タイ入国後90日以内に労働社会福祉省労働監督局(労働局)、またはワンスタートワンストップインベストメントセンター(OSOS)で申請する必要があります。

また、勤務先が変わるたびに手続きが必要で、退職する際にワークパーミットを返還しなければいけないので注意しましょう。

スマートビザプログラム

スマートビザは以下のターゲット産業に従事する人向けに創設されたビザで、最長4年間の滞在許可就労許可の免除などがあります。

  • 次世代自動車産業
  • スマートエレクトロニクス産業
  • 高所得者向け観光・メディカル・ウェルネスツーリズム産業
  • 農業・バイオテクノロジー産業
  • 未来食品産業
  • 自動化・ロボット産業
  • 航空・物流産業
  • バイオ燃料・バイオ化学産業
  • デジタル産業
  • 医療ハブ産業
  • 裁判外紛争解決関連サービス産業(ADR)
  • 科学技術分野における人材開発産業
  • 環境および代替エネルギーマネジメント産業

事業内容や目的に応じて、下記のカテゴリーが与えられます。

カテゴリー事業内容・目的主な基準主な特典
T高度技術専門家最低月給10万バーツ最長4年更新可能ビザの付与

労働許可書が不要

I投資家投資対象により2,000万バーツまたは500万バーツ以上の投資最長4年更新可能ビザの付与

労働許可書が不要

E上級幹部最低月給20万バーツ

学士上の学歴

10年以上の職歴

最長4年更新可能ビザの付与

労働許可書が不要

Sスタートアップ企業の起業家60万バーツ以上預金最長2年更新可能ビザの付与

労働許可書が不要

Oスマートビザ取得者の法律上の配偶者・子女タイの居住権労働許可書不要

就労可能

参考資料:SMART Visa部 ビザ・労働許可証サービスセンター

【まとめ】低収入の仕事でものんびり生活したい人にタイ移住はおすすめ!

タイには多くの日本人が住んでおり、低収入の仕事でものんびりした生活を送りたい人におすすめの移住先です。

また、就労ビザの種類も豊富にあるので、職業や事業内容によっては簡単にタイ移住が叶います

ただ、気候や政治、治安、行政サービスなどが日本と大きく異なるので、住む環境や場所によってはストレスを感じてしまう場合があります。

タイ移住後を失敗で終わらせないためにもデメリットをしっかり理解して、仕事をしながらタイで移住生活を送りましょう。