海外赴任を検討しようとしたとき、
「海外赴任は楽しいの?メリットやおすすめの場所などを知りたい…!」
この記事では、そんな悩みを抱えている海外赴任希望者に向けて解説します。
最後まで読むことで、あなたの海外赴任が現実的なものなのか理解できるでしょう。
という方へ
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海外赴任を「楽しい!」と過ごすためには仕事の準備が大切
海外赴任の役割や役職を確認しておく
海外赴任先で自身が任される役職や役割について、事前に確認しておきましょう。
一口に海外赴任と言っても、人や企業によって任される役割や役職は異なります。
海外赴任を楽しめなかった人の中には、出国する際に思い描いていた働き方のイメージとのギャップが大きく、落胆してしまったという声がありました。
そのようなギャップは、自分にどのような役職がつくのか、自分に与えられる裁量権はどれくらいあるのかなどを事前に明確にすることで解消できるでしょう。
思い描いている海外赴任生活が送れるかどうか、また、自分自身のキャリアにこの海外赴任がよい効果を与えるのかどうかを確認するために、役割や役職について上司に尋ねておいてください。
過去に同じ拠点に赴任した社員がいるならば、どのような働き方をしたのかヒアリングしておくのもおすすめです。
赴任期間と目的を明確にする
海外赴任するにあたり、現地に滞在する期間と目的を明確にしておくことも大切です。
なぜ自分が海外へ行かなければならないのか、赴任先の支社にある課題は何か、何を達成したら帰任できるのかなどは、事前に確認しておくべき疑問です。
特に、赴任目的を達成したらすぐに帰国したい人は、赴任期間をあらかじめ明確にし、上司と共有してもらうとよいでしょう。
そうでないと、理由がないまま赴任期間を延ばされたり、解決すべき課題や達成すべき目的がないまま海外支社に留まることになったりする可能性があります。
赴任期間や目的とゴールについて不安が残る場合は、上司と話し合った内容を書面で残しておきましょう。
万が一、初めに聞いていた内容と違う業務を任されたり、不本意に赴任期間を延長されそうになったりした際の抗議に、書面に残した情報が有効です。
給与や条件面に途中変更がないかも確認する
給与や条件面の確認も必須です。
海外赴任中の給与は、日本国内で働いていた時と同じなのか、上下するのかはっきりさせておきましょう。
「きっと変わらないだろう」「海外の方が英語も使うし大変だから、上がるだろう」と安易に考えるのは危険です。
実際に海外赴任を経験した人の中には、赴任先に到着した後に給与が下がることを言い渡されたケースがありました。
また他の人は、赴任中に突然手当がなくなり、手取りが数万円単位で減少してしまった人もいます。
おすすめなのは、給与や条件について書面に残しておくことです。
特に金銭に関する条件は、変更になっても「嫌」と言いづらい問題なため、事前に上司とすり合わせておくことが大切です。
帰国できる頻度や在宅勤務の可否についてもチェックする
日本に帰国できる頻度についても、事前にチェックする必要があります。
海外赴任の際は、会社にパスポートを預けることも多く、自分の好きなタイミングで出国することは難しい場合があります。
身内の不幸があった場合や長期休暇で日本の家族や知人に会いに行きたくなった場合に、速やかに手続してもらえるかどうか確認しておきましょう。
また、昨今は時代情勢の変化に伴い、会社への出勤が難しくなるケースがあります。
パンデミックが起きた際に、在宅勤務など身を守るための対策を取ってもらえるかどうかも確認しなければなりません。
海外赴任を「楽しい!」と過ごすためのプライベートの心得
海外赴任をすると、仕事だけでなくプライベートの時間も日本国内にいた時のものから変化します。
海外でのプライベート時間を楽しく、かつ有意義にするためには、下記の3つのポイントに気を付けてみてください。
心持ちや捉え方を少し変えるだけで、「楽しい!」と思える海外赴任生活を実現できるでしょう。
文化的な違いを積極的に受け止める
プライベートを充実させるためには、文化の違いを積極的に受容して、楽しもうとすることが大切です。
海外と日本とでは、文化的に異なる部分が数え切れないほどあります。
例えば、日本で入室する際は靴を脱ぎますが、海外にはそのような文化がありません。
また食事の際も、日本では食器を持って食べることがマナーですが、海外では「食器を持って食べること=がっついている」と捉えられマナー違反となる場合があります。
その他にも、従業員の接客態度やチップ制度、公共交通機関の騒がしさなど、日本とは異なるシーンには毎日と言っていいほど出会うでしょう。
それらに対しストレスを溜めてしまうのではなく「こんな文化もあるのか!」と楽しむ気持ちを持つことが大切です。
なるべく外に出て交流する
折角海外に来たのですから、休日や終業後は可能なかぎり外出し、現地の人と交流してみましょう。
イベントやパーティーに行くだけでなく、観光地やカフェ、図書館などを利用するのもおすすめです。
すれ違った人に挨拶してみたり、隣のベンチに座った人や同じエレベーターに乗った人に話しかけてみたりするのもおすすめです。
現地で一緒に遊べる友人が一人でもいれば、その後の生活は楽しいものになるでしょう。
もしきっかけを作ることが難しいと感じる場合は、地域のコミュニティサイトや、世界中の人が利用しているトークアプリなどを利用してみてください。
現地語や英語を勉強している途中だとあらかじめ伝えておけば、実際に会う時にリラックスしてコミュニケーションを取れるでしょう。
ハプニングも楽しめるようにする
ハプニングが起きた時も悲観することなく、楽しもうとすることが大切です。
海外では、文化や産業、生活レベル、言語の違いなどが理由で、様々なハプニングが起こります。
例えば、小さなハプニングであれば、「スマホのプリペイドSIMの更新を忘れインターネットを閲覧できない中で道に迷う」や「部屋の電球が爆発してしまった」などが挙げられます。
これらのハプニングを経験した瞬間は驚いたり焦ったり、不快に思ってしまったりするかもしれません。
しかし、何事もハプニングはつきものだと思い、楽しむ気持ちを持つことができれば、より楽しい生活を送れることでしょう。
とは言え、知らない人に連れ去られそうになったり、パーティーで飲み物に変な物を入れられたりしたなどの、命に関わるようなハプニングに関しては楽観することなく、しかるべき対処を取るようにしてください。
どこがいい?海外赴任や海外勤務のメリットは5つ
続いて海外赴任や海外勤務のメリットを5つご紹介します。
英語など外国語が上達する
海外赴任中は、仕事でもプライベートでも外国語に接する機会が多くなるため、英語や現地語が上達します。
外国語のスキルは、昇進や転職時に役立つだけでなく、海外文化をより高解像度で楽しむためにも役立ちます。
実際に海外赴任した人の中には、赴任当初は中学生レベルの英語しか話せなかったのにもかかわらず、数か月後、数年後にはビジネスレベルの英語力が身についた人もいます。
海外赴任中に英語を上達させたい方は、できる限り現地の人と交流し、自ら英語に触れる機会を増やしましょう。
日本人同士で固まっていると、英語を上達させるチャンスを自ら捨てることになってしまいます。
それではもったいないため、積極的に英語を話すようにしましょう。
生き方や働き方の選択肢が増えた
海外赴任中に海外の働き方や価値観に触れることで、生き方や働き方の選択肢の幅を増やすことができます。
日本と外国では、人個人の文化も社会の文化も異なります。
例えば、日本では「察する文化」や「右にならえの文化」が強い傾向にあり、出る杭は打たれやすい社会だと言えるでしょう。
しかし海外では、言いたいことははっきりと告げる文化や、人と違うことは当たり前だと考える文化が発達している地域が多くあります。
初めは日本と全く違う文化に戸惑うかもしれませんが、それらは自分の生き方や個性を発掘することにおいて、よい刺激になることは間違いありません。
海外赴任や海外勤務は「自分の個性とは」「私らしい働き方とは」と悩んでいる人におすすめの選択肢です。
異文化を本当の意味で理解できる
本当の意味で「異文化」を理解できることも、海外赴任ならではのメリットです。
異文化を理解することとは、自分とは異なる価値観や意見を受け入れ、理解することです。
例えば、アメリカを本当に理解するためには、ただ座学でアメリカの文化について学び、アメリカ文化についてレポートや感想を書くだけでは足りません。
自らアメリカの土地に足を踏み入れ、その生活を実践し、現地の人々と交流してこそ、初めて「真にアメリカの文化を理解した」と言えるのです。
これはアメリカだけでなく、あらゆる土地の文化に対して言えることです。
海外赴任を通じて海外の文化に触れることで、本当の意味で赴任先の文化を理解できるでしょう。
会社規模によっては待遇が良い
会社の規模によっては、海外赴任の待遇がよく、日本での生活では体験できないような生活を送れる可能性があります。
中規模から大規模の企業となると、海外赴任者に対し、日本では住めないような広く清潔な家や、運転手付きの車やタクシーなどを手配するケースも多々あります。
それに加え居住費や交通費はほとんどの場合で会社負担となるため、身銭を切る必要はありません。
更に海外赴任で得られる給料は、日本で働く場合よりも高くなる場合も多いため、充実したプライベートと貯金を両立できることも多い点がメリットです。
転職市場での価値が上がる
海外赴任を経験することで、転職時の自身の価値が上がることもメリットの一つです。
海外赴任の経験があると、転職市場ではグローバルな人材として高く評価されます。
職歴だけでなく、ビジネスレベル以上の外国語を身に付けている点なども高評価となるため、外資系やIT系などの高収入を期待できる企業でも難なく内定をもらえることでしょう。
海外赴任や海外勤務のデメリットは実際ある?
もちろん海外赴任はメリットばかりではありません。
この見出しでは、海外赴任や海外勤務で覚悟しておくべきデメリットを3つご紹介します。
海外勤務は忙しい
海外勤務や海外赴任は、日本で働く際よりも忙しくなりがちです。
海外勤務で主に使われるのは日本語ではなく現地の言葉や英語であるため、今までの作業スピードを保つことは難しいでしょう。
言葉や文化の違いに慣れる努力をしながら仕事をこなす必要があるため、「業務が終わらない」「休めない」と感じる場合もあるかもしれません。
それに加え、海外は日本よりも成果主義の側面が強いことで知られています。
そのため、言葉や文化の違いに慣れていようがなかろうが関係なく、業務の質にもこだわらなければならないでしょう。
緊張感のある現場で働くことこそ燃える性質の方にとっては、海外勤務は楽しいものかもしれません。
しかし、逆境や環境の変化、重たいプレッシャーが苦手な方にとっては、心労が大きく感じる可能性があります。
海外赴任の手当ては削減傾向にある
昨今は昔と比べ、海外赴任で得られる手当が削減傾向にあります。
そのため、海外赴任すれば日本で働くよりも高収入を得られると思っていても、実際は言うほど給与が伸びなかったというケースも度々見られます。
また、現在は海外赴任手当を貰えたとしても、数か月後や1年後も変わらず貰えるかどうかはわかりません。
ある日突然手当をカットされる可能性もあるため、事前に上司と労働条件のすり合わせをしておくことが大切です。
行きたい国に行けるわけではない
海外赴任は、必ずしも行きたい国に行けるわけではないこともデメリットです。
実際に「自分はアメリカのニューヨーク支店に行きたかったのに、決まった赴任先はタイのバンコクだった」などのケースは少なくありません。
赴任先の国が、自分の行きたい国ではなかった場合は、「まだ知らない土地の文化を学べるんだ!」とポジティブに考えることも大切です。
また、今回の赴任先でよい結果を残すことができれば、次の海外赴任や出張、転職時に希望の国に行けるチャンスにも繋がることも忘れてはいけません。
「急がば回れ」ではありませんが、これも1つの導きだと考え、新しい環境を楽しみましょう。
食事や病院などで苦労することも
日本と海外では、食文化や医療の質や制度が異なるため、苦労する可能性もあります。
食事では、現地の食材や味付けに舌が合わないと、自炊に時間や手間をかけることになります。
万が一のことも考え、赴任前にある程度料理スキルを高めておくのもよいでしょう。
尚、国によっては日本の調味料や食材を輸入販売しているマーケットや日本でも馴染み深いコストコがある場合もあるので、適宜活用することをおすすめします。
病院に関しては、医療制度と言語の壁に衝突するケースが少なくありません。
医療現場で使われる言葉は専門用語が多いため聞き取ることが難しく、かつ自分の症状を伝えることにも苦労するでしょう。
病院にかかる際はインターネットや日本人向けのガイドサービスを活用して、事前にしっかりと調べてください。
その他、抱えている症状や持病がある場合は、日本にいる間に治療を済ませることをおすすめします。
海外赴任に選ばれる人の特徴は?
続いて、海外赴任に選ばれる人に共通して見られる特徴を4つご紹介します。
英語など外国語に抵抗がない
英語などの外国語に対し、抵抗感がない人は、海外赴任に選ばれやすいと言えるでしょう。
海外支店では、支店内や取引先、従業員だけでなく、プライベートな生活においても現地の言葉を使います。
そのため英語ができる人や、英語を学ぶこと、英語を使う環境などに対して抵抗感のない人には、安心して任せられるのです。
もし海外赴任したいと考えているならば、常日頃から英語に対して興味があることをアピールするとよいでしょう。
英会話塾に通っていることや、英検・TOEICなどの試験を受けること、海外赴任をしてみたいと考えていることなどを、雑談レベルでよいので上司や同僚に話しておきましょう。
日ごろの業務で結果を出している
普段から仕事で成果を出している人は、海外赴任に選ばれやすくなります。
なぜなら会社は、大事な海外支店を任せるならば優れた人材がよいと考えているためです。
日本で普段から行っている業務やプロジェクトでよい結果を出したり、常に周囲によい影響を与えていたりする人は、会社にとっても特に価値のある人材です。
日本で結果を出すために努力できる人は、海外でも努力できるでしょう。
もし自分の勤務態度が海外赴任者として望ましくないと感じた場合は、今日から変わっても遅くはありません。
「なぜ突然真面目になったのか?」と問われたら、海外赴任を狙っている旨を伝えましょう。
適応能力が高い
環境への適応能力が高い人は、海外赴任を任されやすいと言えるでしょう。
海外に行くことは、時差や文化、人間関係、衛生面の違いが原因で、心身に大きな影響を与えます。
常日頃から、職場のルールの改定後や組織編成の変更後に即対応できる人であれば、高確率で赴任後もすぐに100%の力が出せると考えられます。
反対に、環境への適応能力が低く体調を崩しやすい人や、他者の意見やルールを受け入れられず頑固になってしまう人は、大きな環境変化を伴う海外赴任を任せられる確率は高くありません。
クリエイティブな発想ができる
クリエイティブな発想ができる人は、課題解決力や製品・サービスのプロデュース力も高いため、海外赴任に選ばれやすい人材です。
海外赴任が必要なシーンとは、その地域に新しい支店を設立したり、既に大きな課題を抱えていたりする時です。
その状況では、固定観念に囚われない自由な発想ができ、それを形にするための情熱を持っている人こそが求められます。
クリエイティブな趣味をしている人は、自身が持つ独創性を同僚や上司にアピールしてみると良いでしょう。
自分に創造力があるかどうかわからない人は、性格診断テストや適性テストなどを受け、客観的に判断してみることもおすすめです。
海外赴任や海外勤務ができる企業は?
続いて、海外赴任を叶えられる企業を一部ご紹介します。
セイコーエプソンなどの電子機器メーカーは海外赴任あり
セイコーエプソンやパナソニック、SONYなどの電子機器メーカーは、海外支店も多く、赴任するチャンスが多くあります。
日本の電子機器メーカーは日本国内だけでなく海外での需要も高いため、今後も海外駐在員の数は多いままでしょう。
もちろん大企業だけでなく、中小企業にあたるメーカーでも、海外赴任を目指すことは可能です。
本人の給与や日本に残る家族に付与される手当の額は、企業によって異なります。
海外赴任を見越して電子機器メーカーに転職する場合は、海外赴任経験者の口コミを読んだり、実際にOB・OGに話を聞いてみたりすることをおすすめします。
ダイキンは海外勤務が多い
空調機や化学製品を製作するメーカー・ダイキンは、海外勤務者が多い企業として有名です。
ダイキンの公式サイトによると、世界5大陸にそれぞれ拠点を持ち、現在は470名の海外勤務者がいるそうです。
地域によって勤務者の数は異なりますが、大陸を問わず様々な地域で働いてみたいと考えている人は、ダイキンのように多くの海外支店を持つメーカーがおすすめです。
トヨタは海外赴任が多い企業No.1
誰もが知っている自動車メーカー・トヨタは、日本で最も海外赴任者が多い企業です。
アメリカやラテンアメリカ、ヨーロッパ諸国、オセアニアと各地域に多数の支店を持つトヨタは、手当や待遇もよく、なおかつ海外赴任のチャンスを得られやすいところが特徴です。
それに加え、現在は社会情勢の変化に柔軟に対応しており、赴任者やその家族に対し誠実に接しているところも大企業ならではと言えるでしょう。
しっかりと企業に守られた環境で海外赴任してみたいと考えている方は、トヨタなどの大企業を狙ってみることをおすすめします。
海外赴任や海外就職をしたい新卒が気を付けるべきことは?
現在就職活動中の学生の中には、海外赴任や海外就職を狙っている人もいることでしょう。
海外で働きたいと考えている人は、下記の2点を意識して就職・転職活動してください。
海外勤務がしやすい業種を選ぶ
早期に海外赴任する目標を達成するためには、海外勤務のチャンスがある業種を選ぶことが大切です。
海外勤務しやすい業種とは、海外にも需要がある製品・部品のメーカーや、コストカットのために海外に支店や工場を置いているメーカー、外資系企業などが挙げられます。
また、国際貿易やゼネコン、エネルギー業界、IT業界なども、海外で働く機会が多いと言われています。
おすすめの就活方法は、まず海外勤務のチャンスが多い業種を数種~数十種ピックアップし、その中から自分が興味を持てるもの数種類に絞ることです。
種類を絞ったら、業界研究も兼ね、海外支店のある会社をできる限りピックアップしましょう。
就職活動において一回の面接のみで内定が決まる可能性は高くないため、多くの候補を見つけることが大切です。
すぐに海外に行きたい人は海外勤務ができる中小企業を目指す
すぐに海外で働きたい人は、中小企業に絞って就職活動しましょう。
なぜなら、中小企業は大企業と比較して海外赴任希望者の数が少なく、チャンスが巡ってきやすいためです。
大企業の海外赴任は高倍率です。
それに加え、優秀な人材が多いため、入社して数年ですぐに赴任できるとは限りません。
その一方、人手不足に陥りやすい中小企業や、海外事業を発展させたいと考えてる小中規模メーカーであれば、就職して2~3年で海外出向も不可能ではありません。
海外勤務のある中小希望かどうかは、その企業の公式サイトや、会社見学、説明会などで知ることができます。
海外勤務は自分次第で楽しめる!目指す人は業界から選ぼう
海外勤務を楽しむために大切なのは、自分自身の意識をポジティブに保つことです。
例えば、鍵をなくして家に帰れなくなるハプニングに見舞われた時も、「街を探索したり、人に話しかけたりするチャンスだ」とポジティブに捉えることができれば、海外勤務生活で怖いものはありません。
多忙になりやすい仕事においても、自身のスキルを磨くチャンスだと考えれば、面白いと感じられるでしょう。
海外赴任には、異文化を学べることだけでなく、自身の語学力や転職市場での価値を向上させるなどのメリットがあるため、チャンスがあれば早めに行くことをおすすめします。
海外赴任を目指して就職・転職活動する場合は、業界から選ぶようにしましょう。
おすすめなのは、海外に支店を持つメーカーや外資系企業、国際系の企業です。
海外就職のメリットやデメリット、向き・不向きを確認した上で、自分に合う働き方を探してみてください。