フィリピンへの移住を考えた際
こんな疑問が出てくることはありませんか?
この記事では、フィリピン移住を考えている人に向けて、実際の平均年収や生活水準、日本人がフィリピンで働く方法を詳しく解説しています。
一読することでフィリピンの年収や就労環境、日本人の就職について詳しく知ることができるでしょう。
という方へ
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フィリピンの平均月収は4万円以下!平均年収は2019年で約45万円
フィリピンで働くことを考えるとき、まず気になるのは平均年収でしょう。
ILO(国際労働機関)の調査によると、2019年、フィリピンの平均年収は45万円と日本の約1/10でした。
それでは、フィリピンの給料について解説します。
フィリピンの2020年の平均月収は3万3,000円
2020年に行われた民間調査会社Picodiの調査によると、フィリピンの平均年収は1万5,200ペソ(約3万3,000円)でした。
フィリピンの平均月収が低い理由は、発展途上国で物価が低く、低収入でも生活できるためです。
例えば、フィリピンの物価は日本の1/5〜1/3とも言われ、ローカル食堂で食事すると1食100円程度で済みます。
日本に比べるとはるかに平均月収は低いですが、伴って物価も低いため、フィリピンでは平均的な収入があると生活できるでしょう。
フィリピンのマニラの平均月収は2万6,000円!平均年収は約31万円
フィリピンの首都マニラの平均月収は2万6,000円で、年収にすると約31万円です。
平均年収よりは低いですが、マニラでは十分生活できる収入と言えます。
なぜなら、仕事によっては給料以外に好待遇を受けられる場合があるためです。
例えば、マニラでは家賃補助や食事付きの仕事があります。マニラの平均月収は国全体の平均年収よりも低いとは言え、外資系企業も集まっており、地方で仕事に就くよりも良い待遇で働ける可能性が高まります。
フィリピンのセブ島の平均月収は2万5,000円!平均年収は約30万円
フィリピンのセブ島の平均月収は約2万5,000円、年収にすると約30万円で、セブ島で働くとマニラと同等程度の収入が得られます。
これは、セブ島が外資系企業にとってアウトソーシングの中心地であることが理由です。
例えば、IT企業やコールセンターなどの企業がセブ島に拠点を持っています。
ただし、セブ島は地域によって収入格差が激しいので、マクタン島など、島の外側にある地域よりも、中心地であるセブ市内で働くほうが高収入を狙えるでしょう。
セブ島の中心地で働らくと、首都マニラと同程度の収入が得られます。
日本の平均年収とは約10倍の差
日本の平均年収は433万円と、フィリピンの約10倍の差があります。
しかし、フィリピンで働くと収入が下がるとは言え、一概に生活が苦しくなるわけではありません。
なぜなら、フィリピンの物価は日本の1/5〜1/3であるためです。例えば、実際にフィリピンで生活している日本人1人あたりの生活費は月1万5,000円〜3万円程度です。
日本とフィリピンの平均年収だけを比較すると約10倍の差がありますが、物価の安いフィリピンでは平均年収を得られれば十分生活できるでしょう。
フィリピンの平均年収の推移は右肩上がり
フィリピン就職を考えるとき、就職後の国の将来性も疑問に思うはずです。フィリピンの平均年収は年々上昇しており、勢いのある国と言えます。
そこで、フィリピンの平均年収の推移について解説します。
フィリピンの2020や2019などの平均年収推移のデータはない
フィリピンの2020年や2019年などの平均年収推移のデータはありません。
しかし、ジェトロの調査によると、2020年通年のGDP成長率は-9.5%であり、平均年収も低下していると予想できます。これは、新型コロナウイルスの影響で経済状況が悪化したためです。
とは言え、厳格な隔離処置を実施した2020年4月〜6月のGDP成長率−16.9%を底に経済は回復しています。
2021年4月〜6月の実質GDP成長率は11.8%と回復を見せており、今後は平均年収推移も上昇する可能性が高いでしょう。
フィリピンの平均年収は上がり続けている
フィリピンの平均年収は上がり続けており、今後も上昇することが予想されます。
これは、フィリピンが着実に経済成長していることが理由です。
例えば、2005年、フィリピンの1家庭あたりの平均年収は172,730ペソ(約39万円)でしたが、2015年には267,000ペソ(約60万円)まで上昇しています。
10年間で約1.5倍にも上昇しており、フィリピンの平均年収は今後も増加するでしょう。
フィリピンの平均年齢は若くGDPも上昇している
フィリピンは近年GDPが毎年上昇しています。これは、平均年齢が若く、労働力が豊富であることが理由です。
例えば、国際連合の調査によると、フィリピンのGDPは2009年から2019年まで10年連続で上昇しています。
フィリピンの平均年齢は24歳
フィリピンの平均年齢は24歳と、日本の平均年齢46歳と比較すると非常に若いと言えます。
フィリピンは若い労働者がたくさんいるおかげで、毎年GDPが上昇しています。
フィリピンの平均年収が高い職業は社会インフラ関係
フィリピンの平均年収が高い職業は社会インフラ関係と言えます。
なぜなら、フィリピンでは2016年に就任したドゥテルテ大統領の政策により、後れを取っていたインフラ整備に力を入れているためです。
例えば、フィリピンのBureau of Local Employmentの調査によると、土木技術者の平均月収は17,000ペソ〜25,000ペソ(約3万8,000円〜5万6,000円)です。
年収にすると約45万6,000円〜67万2,000円で、最低でも平均年収以上、最高で平均年収の1.5倍の給料を見込めます。
社会インフラ整備が進んでいるフィリピンでは、土木技術者の需要が高まっており、高収入を得られます。
フィリピンの教育関係職は平均年収が高い
フィリピンは教育関係職の平均年収も高く、人気も高まっています。
なぜなら、フィリピンでは教育関係職に就くには、大卒以上の教育を受ける必要があるためです。
例えば、教授の平均月収は約3万円、年収にすると36万円です。
教師はフィリピン人女性の間で1番人気があるとも言われるほど、教育関係職は高収入で憧れの職業と言えます。
フィリピンの労働は出稼ぎが多い!日本で働いて実家に仕送りするのが一般的
フィリピンでは国外への出稼ぎ労働者も増えており、彼らがフィリピン国内の実家に送金することで個人消費を促し、経済を支えています。
このような背景から、近年、日本で働くフィリピン人も増加しています。
それでは、フィリピンの出稼ぎ労働者について解説します。
フィリピンでは海外での出稼ぎが当たり前
フィリピンでは海外での出稼ぎが当たり前です。
なぜなら、フィリピン国内で働くよりも、国外のほうが高収入を得られるためです。
例えば、資格を持つ看護師でもフィリピンでの平均月収は約1万3,000円ですが、日本では約30万円と約30倍もの差があります。
特に貧困層の家庭では若い世代が国外で出稼ぎし、実家に送金することで家計を支えています。
フィリピンは経済格差が激しい
フィリピンは経済格差が激しい国と言えます。
これは、どれ程経済が成長しても生活が豊かになっているのは数%の富裕層のみであることが理由です。
例えば、フィリピンでは財閥や大地主が利益を失わないよう農地改革を妨げており、たくさんの国民が貧困を感じている現状があります。
また、世界銀行の調査によると、1%の高所得者層がフィリピンの富の半分以上を有している実態も明らかにしました。
2016年に就任したドゥテルテ大統領が農地改革を進めており、貧困率は徐々に低下していますが、フィリピンの経済格差は未だ激しいと言えます。
日本で働くフィリピン人の給料は約15万円
日本で働くフィリピン人技能実習生(平均26.7歳)の給料は月収約15万円であり、同年代日本人労働者の約6割しか得ていません。
日本人とフィリピン人の間で給料の差が生まれるのは、語学力や作業効率に左右されているためです。
例えば、短時間労働のフィリピン人実習生25~29歳の平均時給は977円、労働者全体では1,151円であり、日本人労働者よりも低収入であると言えます。
日本人と同等の給料を支払うべきという声も上がっており、現在日本で働くフィリピン人を含む外国人労働者の給料の見直しが求められています。
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フィリピン人は給料の使い方が派手
フィリピン人は給料の使い方が派手と言えます。
なぜなら、フィリピン人が気前の良い国民性を持っているためです。
例えば、フィリピンのオンライン通販大手ラザダの調査によると、47.4%の労働者が給料日に普段よりも食事への出費が多くなる結果が出ました。
さらに、給料を月払いにすると持っているお金を全て使ってしまうため、フィリピンの給料日は2週間に1回です。
銀行口座を持っているフィリピン人の割合も低く、給料は全て使い切る人が多いと言えます。
日本人がフィリピンで働く方法3選
フィリピン就職を考えるとき、どのような働き方があるか疑問に思うはずです。
現地採用の場合、フィリピンで働きたい気持ちを悪用される可能性もあるので注意しましょう。
そのため、優良な就職先を見つけることが重要と言えます。
それでは、日本人がフィリピンで働く方法3選を解説します。
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日本の現地法人に入社する
フィリピンで就職したい場合、日本の現地法人に入社する方法があります。
現地採用では日本で働く場合と比べると収入は低くなる可能性が高いですが、フィリピンでは十分生活できるでしょう。
これは、現地採用でもフィリピン人の平均年収以上の給料は期待でき、高待遇で就職できることが理由です。
例えば、セブ島で日本人が現地採用で働く場合の給料は約5万ペソ(約10万円)が相場であり、家賃や食事補助が出る場合もあります。
ただし、フィリピンの現地採用ではブラック企業を見分ける必要があるので、就職先の調査は入念にすることがおすすめです。
現地法人に入社すれば、フィリピンの平均年収以上の収入を得て、快適に生活できるでしょう。
駐在員としてフィリピンに派遣される
フィリピンで働くなら、駐在員としてフィリピンに派遣される方法もあります。
フィリピン駐在員になると、好待遇でプチセレブ気分を味わえるでしょう。
なぜなら、駐在員は日本基準の給与が得られ、福利厚生の待遇も充実しているためです。
例えば、海外勤務手当や住宅補助が支給され、都会のコンドミニアムでメイドや運転手を雇って生活することも可能です。
ただし、駐在員は派遣先や時期を選べないため、日本で働いているときからフィリピン駐在を希望し、十分な成果を上げる必要があります。
高収入や好待遇を得てフィリピンで働きたい方は、駐在員を目指すことがおすすめです。
フィリピンにいながら日本のリモート可企業に就職する
日本のリモート可企業に就職してもフィリピンで生活できるでしょう。
これは、フルリモートが可能ならフィリピンからでも働けることが理由です。
例えば、セブ島ではノマドワーカーもたくさんおり、Wi-Fiがあるカフェやコワーキングスペースも充実しています。
日本のリモート可企業に就職すれば、ノマド環境が整ったフィリピンで生活しながら働くことも可能です。
フィリピンで働くことを目指すなら転職エージェントの利用がおすすめ
フィリピン就職を目指すなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
しかし、たくさんあるなかからどの転職エージェントを選べば良いか分からない方もいるはずです。
そこで、フィリピン就職におすすめの転職エージェントについて解説します。
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フィリピンの平均年収や物価は日本に比べると非常に低いと言えます。
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