親日家が多く、日本からも近い台湾への関心が高まり、「移住して仕事をしてみたい!」という日本人が増えています。
海外移住や海外での仕事に不安なイメージを持っている方も多いです。
この記事では、台湾移住した日本人が働く現地採用の職種、台湾での仕事の探し方や働き方は日本と違うのかを解説していきます。
また、台湾で仕事に就く際に求められるスキルや移住方法、ビザについても紹介します。
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台湾へ移住した日本人がしている仕事はどんな職種はある?現地採用の職種6選
台湾移住をした日本人がしている現地採用の職種を6つ、以下にまとめています。
①日本語教師
台湾での日本語教師の需要は高く、求人も多くあります。
親日国ということもあり日本へ観光や留学、仕事などで行く台湾人が多いからです。
実際に台湾のお店で日本人であると伝えると、簡単な挨拶などで話しかけられたり、日本で留学経験があり流暢な日本語を話せる台湾人もいます。
日本で日本語教師の経験があったり、大学で日本語教育を勉強している方におすすめの職種です。
②美容師
資格や経験、技術が必須ですが、日本人美容師は台湾ではとても人気です。
海外でも同じアジア圏なので髪質に大きな差がなく、日本人美容師でも台湾人の髪が扱いやすいからです。
また、日本人美容師の技術は海外でも需要が高く、転職を機に台湾へ移住し、独立して自分の美容院を持つ人もいます。
③日本人向けサービス業
日本人向けサービス業は、買い付けをするバイヤーや観光で台湾に来る日本人向けのツアーガイドです。
バイヤーは資格などは必要なく、現地で買い付けをする際の最低限の語学力があれば行える仕事です。
ツアーガイドは台湾の観光や歴史などの知識が必要ですが、独学で学ぶこともできます。
④日本料理店
台湾の市街には、台湾人向けの日本料理店が多くあります。
日本人の接遇はとても丁寧でレベルが高いということもあり、日本人が多く来る日本料理店ではあまり中国語が話せなくても採用されるケースがあります。
料理の説明や由来なども、日本人が話すと説得力高く聞こえるので、日本料理店での日本人の需要は高いです。
⑤日本人向け学習塾
子どもの学習をサポートする日本人向け学習塾の求人は多くあります。
台湾では赴任で家族と一緒に台湾へ移住する日本人も多くいるので、移住後の子どものケアとして学習塾を利用する人が多いです。
主な仕事は現地の学校に通う子どもや語学学校に行く子どもの学習サポートや受験対策などです。
台湾へ来る子どもの多くは年齢や学力レベルもバラバラなので、学力や指導力は必要になりますが、やりがいがある仕事といえるでしょう。
⑥貿易会社
台湾では日本の企業と貿易を盛んにしているので、貿易会社の求人も多くあります。
台湾の貿易会社だと中国語と英語が主な言語ですが、日系企業の場合は日本語と英語が話せたら就職できる可能性があります。
台湾で仕事を探す方法は?台湾での仕事の探し方はこれ!
台湾へ移住した日本人がしている台湾での仕事の探し方を、以下にまとめてみました。
現地求人サイトに登録する
日常会話レベルの中国語が理解できる人は、台湾人も利用している現地求人サイトに登録するのがおすすめです。
勤務地や職種などの希望条件を選択して検索することができます。
現地求人サイトはローカルな求人情報が豊富にあり、日系求人サイトより仕事のジャンルも幅も広く、経験したことのない仕事と出会える可能性が高いです。
日系求人サイトに登録する
日系求人サイトは登録するだけで非公開求人を見ることができたり、企業からスカウトがくることもあるのでおすすめです。
日本人に向けて作られているサイトなので見やすく、面談や面接などもありサービスが充実しています。
利用料金が無料のサイトもあるので、台湾へ移住する前に登録をして求人をチェックしてみましょう。
掲示板を利用する
台湾掲示板は日本語で表記されているので、求人の閲覧もしやすく掲示板を通してメッセージを送ることもできます。
職種や雇用形態、勤務地などを選択して現在募集している求人情報を絞り込んで調べることができます。
求人情報以外に、イベント情報や家情報も豊富にあるので日常的に使える掲示板でおすすめです。
フリーペーパーの求人欄をチェックする
台湾には日本語で書かれているフリーペーパーが多数あります。
フリーペーパーにはニュースやローカル情報がほとんどですが、求人欄もあります。
月曜日に発行されており、無料でもらえるので見かけた際にチェックしてみましょう。
行きつけのお店で求人募集をしていないか聞く
台湾には日本人が経営しているサロンやカフェなども多くあります。
自分を売り込む営業力は必要になりますが、タイミングによっては仕事を見つけることができる可能性があります。
台湾にきている日本人留学生などが働いているお店は、留学生の帰国の関係で人の入れ替わりがよくあるのでチャンスが高いです。
台湾での働き方は?日本との違いは?
台湾での働き方で日本と違う点を、以下にまとめました。
上下関係がゆるい
台湾の企業では日本のような厳しい年功序列の文化がありません。
先輩や後輩の関係であれば、敬語などは使わずフラットな関係でいる場合が多いです。
仕事中も私語をする
台湾での仕事は基本的に成果主義なので仕事でちゃんと成果を出せば、それまでの過程で私語をしても問題ないという考え方がほとんどです。
そのため、仕事中にお菓子を食べたり、昼寝をしている従業員や朝食を会社で食べている従業員を見ることもあります。
残業は好まれない
残業がないというわけではありませんが、日本とは違い残業は好まれない文化の国です。
台湾人の多くは家族や友人と過ごす時間や、遊びや趣味の時間を大切にしています。
残業で自分の時間を犠牲にするという考え方を持ってる人は少ないのです。
台湾の給与は決して高くない
台湾人の平均月収は約18〜21万円です。
台湾で働く日本人の平均月給は約13〜18万円です。
日本の初任給と比べると、かなり低い給与です。
職種や就く仕事のポジション、経験値、スキルなどで給与は変わってくるので、面接ではしっかり自分のスキルをアピールしましょう。
台湾で仕事に就く時、求められるスキルはある?
日常会話レベルの中国語が話せると仕事の幅が広がる
海外での仕事ではやはり、現地の言語がどれだけ話せるかがとても重要です。
就職する企業や仕事によって求められる会話レベルは違いますが、日常会話レベルの中国語が話せる日本人は重宝されます。
中国語教育をしている企業もある
就職する企業によっては、職場もしくは会社と提携のある語学学校で中国語教育を受けることも可能です。
現地に着いてから中国語の勉強をする人も多いですが、中国語教室や語学学校の多くは英語や簡単な中国語で会話をすることがほとんどです。
簡単に自分の意見を言えるよう、移住前にYESもしくはNOが言えるくらいに勉強はしましょう。
日本での仕事経験はアピールポイントになる!
海外で国は違っても同じ職種への転職であったり、日本でどのような仕事経験を積んできたかはアピールポイントになります。
未経験から仕事をすることも可能ですが、自分のスキルを企業に伝えることができるので自分のことをよく知ってもらえます。
できるかできないか不安に思ったとしても自分を売り込む営業だと思い、積極的に伝えるようにしましょう。
新卒だといきなり仕事に就くのは難しい場合が多い!?
日本の学校を卒業して台湾へ移住し、新卒で就職する場合は仕事に就くのが難しい場合が多いです。
日常会話レベルの中国語が話せる人は大丈夫ですが、多くの人は言葉の壁にぶつかります。
中国語も話せない、社会人経験もないとなると正社員での就職はまず難しいでしょう。
新卒で台湾に移住し、仕事をする場合は語学学校で中国語の勉強をしてから就職するもしくは、日系企業で日本語と英語の会話で大丈夫な仕事を見つけましょう。
台湾移住が叶う!?台湾移住はどんなビザがある?移住方法か?
海外移住で必須になるのが、長期滞在できるビザの取得です。
①駐在員として働き、台湾へ移住
日本企業には台湾に支社を持っている会社も多くあるので就労ビザを取得し、駐在員として台湾へ移住することも可能です。
駐在員として台湾へ移住する場合は、日本水準の給与に各種手当がつくので収入面がとても安定しています。
駐在員になると住居や就労ビザの申請なども会社が手配をしてくれるので、初めての海外移住でも不安が少ないです。
②現地採用で就職し、台湾へ移住
台湾にある日系企業の現地採用で就職もしくは台湾企業へ就職し、台湾へ移住する日本人も多くいます。
求人情報にビザサポートの記載がある場合は、就職先の企業で就労ビザの手配をしてもらえるので、面接などでビザ申請の相談をしましょう。
現地採用の場合は中国語が必須になるケースがほとんどですが、日本人が多い会社では職場での会話は日本語ケースも多いです。
③ワーキングホリデービザを使って、台湾へ移住
台湾では年齢が18歳以上30歳以下であれば、ワーキングホリデービザを使って台湾へ移住することができます。
ワーキングホリデービザでは語学学校などに通いながら、アルバイトやパートとして働くことができます。
アルバイトから仕事をして、台湾での社会経験を積んでから就労ビザの取得を目指すこともいいでしょう。
④学生ビザを使って、台湾へ移住
学生ビザは大学や語学学校に通うことで使えるビザです。
アルバイトなどの就労には制限があるので、渡航前に生活費用はしっかり準備をしておきましょう。
台湾へ本格移住する前に現地で生活基盤を整えることができるので、ゆっくり移住準備をしたい人にはいいでしょう。
⑤台湾で起業をして、台湾へ移住
自分で起業をして、台湾へ移住することもできます。
台湾で起業するには資本金50万元(約175万円)が必要になり、起業後に居留ビザ申請して台湾へ移住をします。
起業して台湾に移住する場合は、ビザの延長に条件が複数あるためビザ更新の時に前もって確認をしましょう。
⑥投資家として、台湾へ移住
台湾では一定条件をクリアすれば投資ビザを使い、台湾へ移住することができます。
ビザの取得には外貨出資額20万USDドルが必要で、出資後に2名分のビザを申請できます。
投資ビザは就労ビザではないので、長期滞在できる居留ビザは申請できますが、就労はできないので注意しましょう。
台湾への移住なら転職エージェントもおすすめ!
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台湾での仕事の探し方や日本との働き方の違い、移住するためのビザについて解説していきました。
台湾は親日家も多く日本と近い食文化もあるので、はじめて海外移住するにはおすすめの国と言えるでしょう。
台湾へ移住した日本人が働いている職種も、未経験からでもできる仕事もあるので、海外移住を叶えれる日がくるのも夢ではありません。
求人サイトや現地の掲示板などを利用して、親日家の国台湾への移住を叶えましょう。
という方へ
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