タイ移住にかかる初期費用はいくら?貯金はいくら必要?

タイ移住に必要なビザ取得の条件と費用は?

タイ移住の初期費用はどのぐらい?

失敗せずタイ移住する方法はある?

こんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、タイ移住に必要なビザ取得の条件と費用タイ移住の初期費用失敗せずタイ移住する方法を詳しく解説していきます。

また、タイ移住のメリット・デメリットタイ移住した日本人がどんな仕事をしているかも解説しています。

タイへの移住や移住に向けて貯金を検討している人はぜひ、参考にしてみてください。

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目次

タイ移住に必要なビザ取得の条件と費用を徹底解説!

タイ移住に必要なビザの取得条件と費用を解説します。

  1. 就労ビザ(ノンイミグラントB)
  2. エリートビザ
  3. リタイアメントビザ(ノンイミグラントO)

就労ビザ(ノンイミグラントB)

タイの企業に就職して働く、または駐在員としてタイに派遣されるなど、就労を目的とする場合は就労ビザ(ノンイミグラントB)が必要です。

就労ビザ(ノンイミグラントB)は目的に合わせて、以下の4種類があります。

  1. ノンイミグラントB(就労/ワーキング)
  2. ノンイミグラントB(教師)
  3. ノンイミグラントB(短期商用)
  4. ノンイミグラントB(アーティスト)

①ノンイミグラントB(就労/ワーキング)

タイの企業に就職や駐在員など、タイでの就労を目的とした滞在に使用できるビザです。

入国回数ビザ有効期限滞在可能期間ビザ申請料金
シングル(1度のみ入国可能)3ヵ月90日10,000円

申請には以下の書類を準備する必要があります。

  • パスポート(有効期限6ヵ月以上あるもの)
  • パスポートの顔写真ページのコピー 1部
  • 申請書(Application for Visa)
  • 証明写真(縦4.5㎝×横3.5㎝) 1枚
  • 経歴書(Personal History)
  • タイ側の会社発行の招聘状(Invitation Letter)
  • タイ招聘状発行の会社登記簿謄本のコピー(タイ商務省発行)
  • 航空券(eチケット)または航空券予約確認書のコピー

ビザの種類…

ノンイミグラントB(教師)

教師としてタイに入国・滞在する場合に使用できるビザです。

入国回数ビザ有効期限滞在可能期間ビザ申請料金
シングル(1度のみ入国可能)3ヵ月90日10,000円

申請には以下の書類を準備する必要があります。

  • パスポート(有効期限6ヵ月以上あるもの)
  • パスポートの顔写真ページのコピー 1部
  • 申請書(Application for Visa)
  • 証明写真(縦4.5㎝×横3.5㎝) 1枚
  • 経歴書(Personal History)
  • タイ側の教育機関発行の招聘状(Invitation Letter)
  • 日本側の教育機関や所属の会社等発行の推薦状(Recommendation Letter)
  • 卒業証明書または教員資格証明書などの教育上の資格証明書のコピー
  • 無犯罪証明書(英文)
  • 航空券(eチケット)または航空券予約確認書のコピー
  • 私立の教育機関に教師として赴任する場合は以下3つの書類を用意
  • ①教育機関の捺印および代表者(サイン権保有者)署名がある雇用契約書のコピー
  • ②教育機関の捺印および代表者(サイン権保有者)署名が全ページにある私学設立許可証のコピー
  • ③私学教育委員会などタイの教育機関の所管省庁発行の雇用承認状のコピー

ノンイミグラントB(短期商用)

短期間の会合や商談もしくは投資活動など、業務を目的とした短期滞在で使用できるビザです。

入国回数ビザ有効期限滞在可能期間ビザ申請料金
シングル(1度のみ入国可能)

マルチプル(入国回数制限なし)

シングル:3ヵ月

マルチプル:12ヵ月

90日シングル:10,000円

マルチプル:22,000円

申請には以下の書類を準備する必要があります。

  • パスポート(有効期限6ヵ月以上あるもの)
  • パスポートの顔写真ページのコピー 1部
  • 申請書(Application for Visa)
  • 証明写真(縦4.5㎝×横3.5㎝) 1枚
  • 経歴書(Personal History)
  • タイ側の会社発行の招聘状(Invitation Letter)
  • タイ招聘状発行の会社登記簿謄本のコピー(タイ商務省発行)
  • 日本側の会社発行の推薦状(Recommendation Letter)
  • 航空券(eチケット)または航空券予約確認書のコピー

ノンイミグラントB(アーティスト)

アーティストがタイでイベント、コンサート出演等のパフォーマンスを目的とする滞在で使用できるビザです。

入国回数ビザ有効期限滞在可能期間ビザ申請料金
シングル(1度のみ入国可能)3ヵ月90日10,000円

申請には以下の書類を準備する必要があります。

  • パスポート(有効期限6ヵ月以上あるもの)
  • パスポートの顔写真ページのコピー 1部
  • 申請書(Application for Visa)
  • 証明写真(縦4.5㎝×横3.5㎝) 1枚
  • 経歴書(Personal History)
  • タイ側の会社発行の招聘状(Invitation Letter)
  • タイ招聘状発行の会社登記簿謄本のコピー(タイ商務省発行)
  • 日本側の会社発行の推薦状(Recommendation Letter)
  • 航空券(eチケット)または航空券予約確認書のコピー
  • タイ労働省発行のWP3/WP32(Work Permit事前審査受理書)のコピー

エリートビザ

エリートビザは2003年にタイの法律でタイランドエリートメンバーだけに認められている外国人長期滞在プログラムのビザです。

メンバーの種類は8つあり、種類によってビザの期間が異なります。

メンバー種別ビザ有効期間入会金年会費
イージーアクセス5年60万バーツなし
ファミリーエクスカージョン5年80万バーツ(2人分)なし
ファミリーオルタナティブ5年毎更新80万バーツなし
プリビレッジアクセス5年毎更新100万バーツなし
スペリオリティエックステンション5年毎更新100万バーツなし
ファミリープレミアム5年毎更新100万バーツ1万バーツ
アルティメイトプリビレッジ5年毎更新200万バーツ2万バーツ
マキシマ・ヘルス5年150万バーツなし

タイに何度も出入国でき、入国のたびに1年間の滞在許可がもらえるので頻繁にタイと日本を行き来したい人におすすめのサービスです。

参考資料:タイランドエリート

リタイアメントビザ

リタイアメントビザは50歳以上の人または定年退職者が利用できる長期滞在用のビザです。

リタイアメントビザの種類は以下の2つがあります。

ビザの種類入国回数ビザ有効期限滞在可能期間ビザ申請料金
ノンイミグラントOシングル

(1度のみ入国可能)

3ヵ月90日10,000円
ノンイミグラントO−Aマルチプル

(入国回数制限なし)

12ヵ月1年22,000円

ただ、以下の申請条件を満たさないとビザの申請はできません。

  • 申請時に満50歳以上
  • 日本国籍もしくは日本の在留資格を持つ外国籍の人
  • 過去、タイ王国の治安を脅かすような犯罪歴がない
  • タイ王国の特定疾患(ハンセン病・結核・麻薬中毒・象皮病・第三期梅毒)ではない
  • タイ王国の入国禁止者リストに入っていない
  • A〜Cいずれかの金融証明を提出できる人
  • A:英文の銀行預金残高証明書(80万バーツ以上の貯金)
  • B:年金証書と最新の額面入り年金振込通知書(月65,000バーツ以上の年金収入)
  • C:収入証明書(年間)と英文の銀行残高証明書(合計80万バーツ以上)

>> タイ移住のビザの条件とは

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タイ移住の条件

タイ移住に必要な初期費用はどのぐらい?

タイ移住に必要な初期費用を項目別に解説します。

  1. 準備費
  2. 渡航費(東京からバンコクの場合)
  3. 住居費
  4. 生活費

準備費

タイ移住の準備に以下のような準備費用が必要です。

準備費用の種類目安金額
パスポート申請5年用(12歳未満):6,000円

5年用(12歳以上):11,000円

10年用:16,000円

ビザ申請各種ビザによって異なります。
住居が決まるまでのホテル代1泊1部屋約1,300〜3,000バーツ

パスポートの申請には戸籍謄本が必要になり、別途450円の費用がかかります。

また、駐在員の場合は勤務先が就労ビザの取得費用を負担してくれるケースもあるので確認しましょう。

渡航費(東京からバンコクの場合)

東京発バンコク行きの航空券の相場は以下のとおりです。

  • 日系航空会社:約70,000円〜
  • タイ航空:約50,000円〜
  • LCC:約30,000円〜

航空券は時期や出発空港、座席クラスによって値段が異なります。

また、航空会社によってはキャンペーンや早割りなどでお得に航空券を購入できる場合もあるので、移住が決まったら早めに確認しましょう。

住居費

タイの家賃相場は以下のとおりです。

物件の種類家賃相場
スタジオタイプ(ワンルーム)10,000〜25,000バーツ(約39,500〜99,000円/1THB=3.95円)
1ベッドルーム(1LDK)25,000〜75,000バーツ(約99,000〜296,000円/1THB=3.95円)

物件の種類や立地、広さや築年数で金額は大きく異なるので、予算に合わせて部屋探しをしましょう。

また、契約時にデポジット(敷金)が必要なので、家賃の2〜3ヵ月分を目安に準備しましょう。

生活費

タイに移住してからの生活費の相場は以下のとおりです。

バーツ日本円(1THB=3.95円)
食費12,00047,400
水道光熱費1,2004,740
携帯料金5001,975
交通費1,0003,950
交際費、雑費10,00039,500

また、インターネット代が含まれている物件もありますが、個別にプロバイダーを契約する場合は約600バーツ〜利用できます。

一人暮らしや家族で移住も可能?タイ移住後に必要な金額

シチュエーション別にタイ移住後に必要な目安金額を解説します。

タイに一人で暮らす場合

用途バーツ日本円(1THB=3.95円)
家賃10,000〜25,00039,500〜98,750
食費10,000〜15,00039,500〜59,250
水道光熱費1,000〜2,0003,950〜7,900
携帯料金300〜5001,185〜1,975
交通費200〜700790〜2,765
交際費、雑費1,000〜3,0003,950〜11,850
合計22,500〜46,200バーツ88,875〜182,490円

家族でタイに駐在する場合

3〜4人の家族の生活費を算出しました。

用途バーツ日本円(1THB=3.95円)
家賃25,000〜43,00098,750〜169,850
食費25,000〜35,00098,750〜138,250
水道光熱費1,500〜3,0005,925〜11,850
携帯料金(大人2台)1,000〜2,0003,950〜7,900
インターネット600〜1,0002,370〜3,950
学費(1ヵ月あたり)17,000〜62,50067,150〜246,875
交通費2,000〜3,0007,900〜11,850
交際費、雑費3,000〜4,00011,850〜15,800
合計75,100〜153,500バーツ296,645〜606,325円

タイ移住がおすすめの理由やメリット

タイ移住がおすすめの理由やメリットを以下にまとめました。

  1. 物価が安い
  2. 日本人街や日本語対応なお店・施設が多い
  3. 親日国の人が多い
  4. 国内や近隣にリゾートがたくさんある

物価が安い

タイの物価は安く、屋台などのローカル飲食店では1食25〜35バーツ(約98〜138円/1THB=3.95円)で食事ができます。

また、家賃や光熱費、通信費、日用品、公共交通機関の運賃なども安いです。

そのため、少ない収入でも日本と同じぐらいの生活水準で暮らせます

日本人街や日本語対応なお店・施設が多い

外務省の調査によると、タイに住む日本人の人口は78,431人です。

そのため、バンコクには日本の商品を売っているお店や日本食・日本人向けの飲食店が多くあります。

また、日本語対応の病院などもあるので、急な体調不良や怪我などで病院に掛かる場合も安心して利用できます

親日国の人が多い

日本の皇室とタイの王室は古くから深い結びつきがあるため、タイは親日家が多い国のひとつです。

また、日本のテレビやアニメ、映画なども放送されており、日本食のレストランも多くあるので、日本に対して親近感を抱いている人が多いのです。

国内や近隣にリゾートがたくさんある

タイ国内には日本人観光客にも人気なパタヤやプーケット、サムイなどのリゾート地が多くあります。

そのため、タイに住んでいれば短時間で安くリゾート地へ遊びに行けます

おすすめの行き方移動時間料金(1THB=3.95円)
バンコク→パタヤ車もしくはバス約2時間〜2時間半片道470円〜
バンコク→プーケット飛行機約1時間半往復で約4,600円〜
バンコク→サムイ飛行機約1時間半往復で約18,000円〜

タイ移住は悲惨?後悔する理由やデメリット

タイ移住で後悔する理由やデメリットを以下にまとめました。

  1. 言葉の壁
  2. 深刻な大気汚染や衛生環境が悪い
  3. 日本製品や輸入品は物価が高い
  4. 交通事故が多い

>> タイ移住は悲惨?

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言葉の壁

観光客に人気のバンコクやプーケット、パタヤなどのエリアでは比較的英語は通じますが、公用語はタイ語なので観光地以外ではほぼ英語は通じません

そのため、タイに移住して日常生活を送るためにはタイ語の取得が必要です。

しかし、タイ語は日本人に馴染みがない言葉で日本人が苦手とする声調が5種類もあり、タイ語の習得に苦戦する人が多くいます。

深刻な大気汚染や衛生環境が悪い

タイではバンコクの都市化、農村部での野焼き、近隣諸国からの煙霧などの影響で大気汚染が深刻化しています。

気管支や身体が弱い人は喘息などの健康被害の原因になる可能性があり、タイ移住を後悔する人が出てしまうのです。

また、衛生への意識は日本より低いので飲食店での食事や生ものなどには細心の注意が必要です。

日本製品や輸入品は物価が高い

タイで売られている日本製品や輸入品は割高です。

経済状況や物価指数によって変動しますが、日本で買うより1.5倍もしくは2倍の価格になっています。

そのため、日本の調味料や日本で販売されている商品を購入したくても、なかなか手が出ない人が多いのです。

交通事故が多い

WHOの調査によるとタイは世界で9番目に交通事故死が多い国です。

タイでは車よりオートバイを利用する人が多く、運転者の不注意で起こる交通事故が多いのです。

また、事故原因の多くは危険な車線変更やスピード超過などで、歩道を歩いているだけでも事故に巻き込まれる可能性が高く、日頃から注意する必要があります。

失敗せずタイ移住する方法を解説!

失敗せずタイ移住する方法を解説します。

移住目的やビザ、移住資金の参考にしましょう。

  1. タイで仕事を見つける
  2. タイ語を学んでおくと移住はスムーズ
  3. タイ移住する50代にはリタイアメントビザがおすすめ
  4. 40歳からのタイ移住も可能
  5. 貯金は多く作っておく

タイで仕事を見つける

タイに長く住みたいのであれば仕事を見つけ、就労ビザを取得するのがおすすめです。

タイには日本人向けの仕事が多くあるからです。

また、仕事をすることで仕事仲間や友人など人との繋がりを作れるので、移住生活が充実します。

>> タイ移住で仕事の見つけ方

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タイに移住したらどんな仕事がある?40代・50代の年代別でも解説

タイ語を学んでおくと移住はスムーズ

タイ移住では現地の人とコミュニケーションを取るシーンが多くあります。

そのため、移住前にタイ語を習得しておくと移住後にする手続きなどがスムーズです。

また、言葉がわからないまま手続きをしてしまうと、詐欺やぼったくりなどのトラブルに巻き込まれることもあります。

簡単な意思疎通ができるレベルまで、タイ語を学んでおくのがおすすめです。

タイ移住する50代にはリタイアメントビザがおすすめ

50代でタイに移住する人はリタイアメントビザがおすすめです。

リタイアメントビザは2種類あり、50歳以上を対象としたノンイミグラントO-A(1年 ロングステイ)ビザを取得しましょう。

就労はできませんが入国後、タイの入国管理局で手続きをすれば1年の滞在延長ができます。

40歳からのタイ移住も可能

40歳からでもタイ移住は可能です。

ただ、タイのリタイアメントビザは満50歳から申請できるので、40歳からの移住だと就労ビザもしくはエリートビザが必要です。

また、タイでの40代向けの求人は少なく、給与も日本ほど高くはないので収入は日本より下がることを覚悟しておきましょう。

貯金は多く作っておく

移住前にできるだけ多く貯金を作っておくと安心です。

タイで働く日本人の平均年収は約78〜135万バーツ(約308〜533万円/1THB=3.95円)です。

しかし、日本のように終身雇用制度はないので、会社の業績が悪化したり経済状況がよくないと突然解雇される可能性があります。

移住中に路頭に迷うことがないよう、数ヵ月〜半年無収入でも生活していける分の貯金があると安心です。

タイに移住した日本人はどんな仕事をしているの?

タイで日本人におすすめの職種、仕事を見つける方法を解説します。

  1. タイのおすすめの職種一覧
  2. タイで仕事を見つける方法

タイのおすすめの職種一覧

タイで働くなら以下の職種がおすすめです。

  1. コールセンター
  2. 営業
  3. エンジニア
  4. ホテルスタッフ

コールセンター

コールセンターの業務内容は日本人の顧客からかかってきた問い合わせの受け答えです。

タイ語や英語などの言語スキルは必要なく、日本語を活かして働けます

また、フルタイムで働けばバンコクなどの都市部でも生活できるだけの給料をもらえます。

営業

タイは日系企業が多く進出しており、日本人向けの法人営業や営業事務などの求人が多くあります。

外回り業務でない場合は日本語のみでも働けますが、タイ語や英語が話せると活躍の場が広がります

また、海外営業を経験しておけば将来的にタイ近隣の東南アジアで働ける可能性もあるので、キャリアアップしたい人におすすめの職種です。

エンジニア

タイではエンジニア職も盛んです。

製造業や自動車業などでタイに工場を構えている企業が多いからです。

そのため、日本の優れた技術を求める企業は多く、日本人エンジニアは貴重な人材として扱われます。

また、エンジニアは収入も安定しているので、充実した移住生活を送れます。

ホテルスタッフ

タイは日本人の海外旅行先として人気の国ですが、日本人観光客のなかには英語やタイ語を話せないお客様もいます。

そのため、日本語で対応できるホテルスタッフの募集が多いのです。

また、タイでは日本食も人気なので、和食を作れる人はホテルのレストランで働くことも可能です。

タイで仕事を見つける方法

タイで仕事を見つけるために以下の方法を利用しましょう。

  1. 日本語のタイフリーペーパーを使う
  2. タイローカルサイトを利用する
  3. 海外転職エージェントを利用する

①日本語のタイフリーペーパーを使う

タイの日系スーパーやコンビニに設置されており、日本人向けの求人が載っています

また、フリーペーパーが運営するWebサイトの掲示板にも求人情報が掲載されていますが、誰でも利用できる無料掲示板なので注意が必要です。

求人を出している企業情報や怪しい会社ではないか、必ず確認しましょう。

②タイローカルサイトを利用する

タイ人向けに発信されているタイローカルサイトにも日本人向けの求人が掲載されています

ただ、タイ人向けの求人情報なので、ネイティブレベルのタイ語が話せないと就職は難しいです。

③海外転職エージェントを利用する

  • JAC Recruitment
  • Reeracoen
  • Adecco
  • Manpower
  • ROBERT WALTERS
  • BANGKOK EXECUTIVE SEARCH
  • PERSONNEL CONSULTANT

海外転職エージェントは希望条件の仕事を見つけやすいのでおすすめです。

また、日系の海外転職エージェントではアドバイザーが現地の会社とやり取りしてくれるので、タイ語やコミュニケーションに自信がなくても安心して利用できます。

タイに移住して一生暮らせる方法はある?

長期滞在できるビザ滞在資金があれば、老後までタイで暮らすことも可能です。

ただ、ビザの取得には一定の条件を満たす必要があり、条件を満たせない場合は日本へ帰国しなければなりません

また、住む場所や生活レベルによっては日本より生活費がかかる場合もあるので、老後までタイで暮らすためには十分な滞在資金が必要です。

まとめ

タイには長期滞在できるビザが多くあり、低い収入でも不自由なく暮らせるので日本人におすすめの移住先といえます。

ただ、タイ語の習得が難しかったり、大気汚染や交通事故の多さからタイ移住を後悔する日本人もいます。

また、移住に必要なビザの条件も細かく決められているのでビザ取得や移住資金の準備、タイ語の勉強は早めに進めておきましょう。