タイ移住のビザの条件とは?申請の流れなども解説

タイのリタイアメントビザはどんな条件で申請できる?

タイ移住が人気の理由とは?

タイ移住に必要な費用はいくら?

こんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、タイ移住する際のビザの種類タイ移住が人気の理由移住に必要な費用タイで仕事を見つける方法を詳しく解説していきます。

また、タイ移住の流れタイ移住で後悔しないために心得ておくことやポイントも解説しています。

タイへの移住や海外移住を検討している人はぜひ、参考にしてみてください。

エンワールドは、転職者のサービス満足度97%で、外資系やグローバル企業の高額・好条件の求人を10,000件以上保有している転職エージェント。

現在は海外求人の取り扱いはないようですが、国内の有名外資系企業や日系グローバル企業の案件を保有しているので、将来的に海外勤務できる可能性があります。

enworld
運営会社エンワールド・ジャパン
料金完全無料
対応地域全国
特徴・転職者のサービス満足度97%
・外資系やグローバル企業の好求人多数保有
・専門コンサルタントがフルサポートのため安心
・完全無料!登録後に一切料金がかからない
・年収・条件・日程などの交渉も一括サポート
・年収800万以上の求人数10,000件以上
・バイリンガルやビジネスレベルの英語力がある(TOEIC700点以上など)、または外資系企業に3年以上の勤務実績があると、紹介できる求人の幅が広がる可能性あり
公式サイトhttps://www.enworld.com/
グローバルな活躍を目指すなら「エンワールド」であなたが探している求人を見つけられるはずです。

求人の募集が終わらないうちに、すぐに無料登録してコンサルタントに相談しましょう。

※ただ海外求人の取り扱いはないものの、外資系や日系グローバル企業の求人を豊富に取り扱っているため、海外への駐在チャンスがある求人がございます。

\登録は3ステップで簡単/今すぐ無料登録する(公式サイト)»
無料登録後も一切料金はかかりません

目次

老後の移住も可能!タイ移住で人気のリタイアメントビザの申請条件について

リタイアメントビザを使えば、老後でもタイに移住できます。

リタイアメントビザの概要や申請条件、申請に必要なものを解説します。

  1. リタイアメントビザとは?
  2. リタイアメントビザの申請条件
  3. リタイアメントビザ申請に必要なもの

リタイアメントビザとは?

リタイアメントビザは50歳以上の人や定年退職者が利用できる就労不可の長期滞在用ビザです。

ビザの種類は以下2つあり、90日滞在のシングルビザでタイに入国し、その後の更新で1年間滞在のマルチプルビザに切り替えると最大で1年3ヵ月の滞在が可能です。

  1. ノンイミグラントO:90日間滞在できるシングルビザ(1度のみ入国可能)
  2. ノンイミグラントO−A:1年間滞在できるマルチプルビザ

リタイアメントビザの申請条件

リタイアメントビザの申請条件は以下のとおりです。

  • 申請時に満50歳以上
  • タイ王国の入国禁止者リストに入っていない
  • 過去、タイ王国の治安を脅かすような犯罪歴がない
  • タイ王国の特定疾患(ハンセン病・結核・麻薬中毒・象皮病・第三期梅毒)ではない
  • 日本国籍もしくは日本の永住権を持つ外国人
  • 下記A〜Cの金融証明書のうち1つを提出できる人
  • A:英文銀行預金残高証明書(預金額が80万バーツ以上)
  • B:年金証明書および最新の年金振込通知書(年金収入が月額6.5万バーツ以上もしくは年額80万バーツ以上)
  • C:英文銀行預金残高証明書と収入証明書の合計が80万バーツ以上

参考資料:在東京タイ王国大使館

リタイアメントビザ申請に必要なもの

リタイアメントビザの申請に必要なものは以下のとおりです。

  • パスポート(有効期限6ヵ月以上)
  • パスポートのコピー 2部
  • ビザ申請用紙 2枚
  • 証明写真(縦4.5㎝×横3.5㎝) 2枚
  • 経歴書 2枚
  • 航空券(eチケット)または航空券予約確認書のコピー2部
  • 金融証明書の原本およびコピー1部
  • 英文無犯罪証明書の原本(日本または国籍国の所官庁発行)
  • 英文健康診断書(国公立病院発行)の原本およびコピー1部
  • 医療保険証の原本およびコピー2部 (日本の海外旅行保険証もしくはタイ国内保険会社の医療保険証のいずれか1つ)
  • OIC(Office of Insurance Commission)規定書式の医療保険加入証明書の原本およびコピー1部

また、日本国内では以下の場所にてリタイアメントビザの申請が可能です。

芸能人も移住している!?タイ移住が人気の理由

芸能人もタイへ移住したりと日本人の海外移住先として人気のタイですが、外務省の調査によると令和4年時点のタイ在留邦人数は78,431人でした。

なぜ、タイ移住が人気なのか理由を以下にまとめました。

  1. 物価が安い
  2. 公共交通機関が発達していて便利
  3. 物件は家具家電付きで充実している
  4. 親日国家で日本人に優しい人が多い

物価が安い

タイの物価は日本と比較するとかなり安いです。

家賃や光熱費だけではなく食品や日用品、公共交通機関の運賃も安いので低い給料でも日本と同じぐらいの生活水準で暮らせます

ただ、日本食レストランはローカルのお店より割高で、日系スーパーの商品や輸入製品などは高額です。

>> タイの平均年収

公共交通機関が発達していて便利

タイはBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)、ARL(エアポート・レール・リンク)、SRT(鉄道)など鉄道が発達しています。

そのため、移動に不自由を感じることは少ないです。

また、トゥクトゥクやソンテウ・サムロー、水上ボートなどもあるので、交通に関しては日本以上に利便性が高いといえます。

物件は家具家電付きで充実している

タイの物件は家電や家具が備え付けられていることが多いです。

そのため、身の回りの必要な荷物だけ日本から持って来れば、すぐタイ移住ができます。

また、物件によっては24時間体制の警備や専属の清掃員がいる場合があるので、初めての海外移住でも安心して暮らせます

>> タイの社宅付きの求人

親日国家で日本人に優しい人が多い

タイには親日家が多くいます。

日本の皇室とタイの王室は古くから深い結びつきがあり、現在も親交を深めているからです。

そのため、タイには日本人や日本文化に対して深い敬意と尊敬の念を抱いている人が多くいます

また、日本食や日本の映画やアニメ、アイドルなどの影響もあり、日本に強い関心を持っている人が多いのです。

タイ移住する際のビザの種類

タイ移住に必要なビザの種類を解説します。

  1. 教育ビザ(ノンイミグラントED)
  2. 就労ビザ(ノンイミグラントB)
  3. 家族ビザ(ノンイミグラントO)
  4. 長期居住者ビザ(LTRビザ)
  5. タイランドエリートビザ

教育ビザ(ノンイミグラントED)

入国回数シングル(1度のみ入国可能)
ビザ有効期限発行日から3カ月
ビザ申請料10,000円
滞在可能期間入国日から90日(延長申請可能)

教育ビザ(ノンイミグラントED)はタイ教育省認可済みの国立・私立教育機関(小中高大)で教育を受ける目的で滞在する場合に使えるビザです。

また、タイ教育省に教育機関として登録されていれば、私営もしくは会社経営の学校(語学学校、ムエタイのトレーニング学校、料理学校など)への入学目的でも使用可能です。

在京タイ王国大使館…

就労ビザ(ノンイミグラントB)

入国回数シングル(1度のみ入国可能)
ビザ有効期限発行日から3カ月
ビザ申請料10,000円
滞在可能期間入国日から90日(延長申請可能)

就労ビザ(ノンイミグラントB)はタイでの就労・労働を目的とする滞在で使えるビザです。

就労ビザの申請には、雇用主が申請に必要な書類を用意する必要があるので、報告・連絡・相談をしっかりしておきましょう。

タイ入国後にタイ労働省でワークパーミット(労働許可書)を申請する必要があり、ワークパーミットを取得するまでは働けません

在京タイ王国大使館…

家族ビザ(ノンイミグラントO)

入国回数シングル(1度のみ入国可能)
ビザ有効期限発行日から3カ月
ビザ申請料10,000円
滞在可能期間入国日から90日(延長申請可能)

家族ビザ(ノンイミグラントO)はタイで正規就労する外国人の配偶者もしくは扶養家族が入国・滞在する場合に使えるビザです。

また、家族ビザ(ノンイミグラントO)を使えば未成年学生の保護者としてタイに滞在することも可能です。

在京タイ王国大使館…

長期居住者ビザ(LTRビザ)

入国回数マルチプル(入国回数制限なし)
ビザ有効期限発行日から10年
ビザ申請料220,000円
滞在可能期間入国日から10年間(延長申請可能)

長期居住者ビザ(LTRビザ)は世界の富裕層や優秀な外国人居住者をタイに呼び込む目的で開設され、2022年9月から申請開始されたビザプログラムです。

以下4つのカテゴリーの外国人が対象です。

  1. 100万米ドル以上の資産を持つ富裕層
  2. 50歳以上の定年退職者で年金受給者または安定した収入がある人
  3. 海外の有力企業で働くリモートワーカー
  4. タイ国内の企業、高等教育機関、研究機関、特定分野訓練機関またはタイ政府機関に勤務する対象職業の専門家

参考資料:タイ長期居住者ビザ(Long-term Resident Visa)

タイランドエリートビザ

タイランドエリートビザは2003年にタイの法律で、タイランドエリートメンバーだけに認められている特別なビザです。

残高証明や入会金・年会費など条件を満たすことで入会でき、タイに何度も入国が可能なうえ、入国のたびに1年間の滞在許可がもらえます。

また、タイランドエリートには8種類のメンバーシップがあり、メンバーによって与えられる会員権とタイエリートカード、特典が異なります。

タイランドエリートメンバーの特典一覧

  • 入出国時国際空港VIP待遇
  • 入出国時リムジン送迎
  • タイランドエリートビザ
  • 銀行口座の作成
  • ゴルフ
  • スパ・マッサージ
  • ホテル
  • レストラン
  • ショッピング
  • アクティビティ
  • ボクシング
  • 料理教室
  • 航空機・ヨットチャーター
  • レンタカー

タイ移住の流れを徹底解説!

旅行や留学とは違い、移住では出国前と入国後にすべきことが多くあります。

タイ移住の流れを解説します。

  1. 日本出国前の手続き
  2. タイ入国時にすること
  3. タイ長期滞在で必要な手続き

日本出国前の手続き

日本を出国する前の手続きは以下のとおりです。

ビザの手配

日本人は観光目的の滞在の場合、ビザ無しでタイへ入国できます。

しかし、長期滞在を希望する場合は滞在する目的に合ったビザの手配が必要です。

また、ビザの申請から取得までは日数がかかり、申請に必要な書類の準備にも時間がかかるので、渡航が決まったら早めにビザの手配をしましょう。

パスポートの取得

タイに入国するためには残存有効期間1年以上のパスポートが必要です。

残存有効期間が6カ月未満であったり、イミグレーションセンターで残存有効期間が不十分であると判断されると入国できない場合があるからです。

移住前にパスポートの有効期限をしっかり確認し、1年未満になった時点で早めに更新手続きをしましょう。

また、タイでパスポートの有効期限が切れる場合はタイの日本大使館もしくはオンライン(2023年3月27日〜)でパスポートの更新手続きが可能です。

航空券の購入

タイ移住が決まったら、早めに航空券を購入しましょう。

航空券はFIX券OPEN券の2種類があり、特徴は以下のとおりです。

  • FIX券:一般的な航空券で、帰国の日時が決まっている
  • OPEN券:期間内であれば無料もしくは有料で、帰国の日時が変更可能な航空券

また、日本とタイは格安航空会社(LCC)も運行しているので、大手航空会社より安い料金で渡航も可能です。

役所で転出届を提出

海外へ住居を移す場合、居住している市町村の役所で転出届を提出する必要があります。

渡航の14日前から提出可能で、海外へ転出すると日本の住民票がなくなります。

そのため、住民税がかからなくなりますが、移住する日がその年の1月1日以降の場合は前年度の収入に対しての住民税が課税されるので注意しましょう。

マイナンバーを返納

マイナンバーカードは住民票をもとに作られています。

そのため、海外へ転出して住民票がなくなるとマイナンバーカードは失効されるので、市町村の役所で返納手続きが必要です。

ただ、マイナンバーは生涯使い続ける番号なので、日本に帰国して住民票を取得すると返してもらえます。

健康保険と年金の手続き

住民票がない人は健康保険から脱退し、国民年金の加入義務はなくなりますが任意で継続加入することも可能です。

任意加入の場合は国内協力者を立てる必要があるのであらかじめ、家族や親族に相談しておきましょう。

また、任意加入は国民年金の支払い義務が喪失する日(出国日)からの適用となるので、事前に任意加入手続きの書類を記入しておく必要があります。

郵便物の転送手続き

タイに長期滞在する場合、自宅に届く郵便物を実家などの日本の家族宛に転送しておくと安心です。

登録している住所を変更するのが一番確実な方法ですが、1年未満の滞在などで住所変更の手続きが面倒な場合は郵便局の転送手続きがおすすめです。

届出日から1年間だけ、指定の住所へ郵便物を転送してもらえます。

誰でも無料で利用でき、更新すると転送期間を延ばすことも可能です。

海外旅行保険の契約

不意の病気や怪我に備えて、海外旅行保険の準備も必要です。

タイ移住後に現地で保険の手配もできますが、語学に自信がない人は日本の保険会社を利用しましょう。

保険の種類によっては保険会社の現地デスクを利用できたり提携のある病院を紹介してもらえるサービスもあります。

また、保険証の提示で病院での現金支払いが不要になるメリットもあります。

銀行口座の住所変更もしくは解約

駐在員として海外移住する場合は日本の銀行口座を残しておくことができます。

しかし、個人で海外移住する場合、銀行によって登録住所の変更もしくは口座の解約が必要です。

登録住所を変更する場合は国内連絡先として日本の家族の住所・連絡先を登録する必要があるので、事前に相談してきましょう。

また、メガバンクやネット銀行などで海外居住者向けの銀行口座を案内している場合もあるので、移住前に口座を開設して預金や移住資金を移しておくのがおすすめです。

タイ入国時にすること

タイ入国時にすることは以下のとおりです。

  1. SIMカードの購入
  2. 日本大使館へ在留届を提出
  3. タイ国日本人会への入会

SIMカードの購入

タイ到着後スムーズに携帯電話を使えるよう、空港内にある大手通信キャリアのカウンターでSIMカードを購入するのがおすすめです。

タイの大手通信キャリアは以下の3社で、旅行者向けの短期通プランのSIMを購入できます。

ただ、日本で使っている携帯電話をタイで使う場合、出国前にSIMロックを解除しておく必要があるので注意しましょう。

日本大使館へ在留届を提出

海外に3カ月以上滞在する場合は大使館に在留届を提出する必要があります。

在留届を提出すると海外で事件や災害に巻き込まれたときに、日本大使館や総領事館から安否確認や緊急連絡、救援活動をしてもらえます

また、海外で懸念される伝染病や紛争、海外に居住もしくは渡航する日本人に向けた情報連絡もメールで知らせてもらえるので、必ず提出しましょう。

タイ国日本人会への入会

タイ国日本人会はタイ在住の18歳以上の日本人が対象で、タイでの快適な暮らしのサポートを受けられるサービスです。

子育て支援や図書館の利用、同好会・サークル活動、イベント参加、優待サービスなどを利用でき、タイでの生活を豊かにしてくれます。

入会には入会金と月会費が必要ですが滞在中の悩みも相談でき、日本人コミュニティーも作れるので、現地で日本人の知り合いを作りたい人はぜひ利用しましょう。

タイ長期滞在で必要な手続き

タイ長期滞在で必要な手続きは以下のとおりです。

  1. 90日レポート(TM47)の提出
  2. 外国人の居住報告(TM30)の提出

90日レポート(TM47)の提出

90日レポート(Notification of staying in the Kingdom over 90 days)は入国管理局が指定する外国人滞在者の滞在先を申告させる届出のことを指します。

タイに90日以上滞在するすべての外国人は、90日ごとに入国管理局へ90日レポート(TM47)を提出する必要があり、申告を怠ると2,000バーツの罰金が課せられます。

申告期限の15日前から申告可能で、期限日の7日後までの申告なら罰金は課せられません。

外国人の居住報告(TM30)の提出

外国人の居住報告(TM30)はホテルやアパートなどの保有者が外国人を滞在させる場合に提出義務がある申告です。

しかし、自己所有のアパートやコンドミニアムに居住する場合は自分で申告する必要があるので注意しましょう。

タイ移住に必要な費用はいくら?

タイに移住するためには、渡航までの費用と現地で暮らすための生活費などが必要です。

タイ移住にかかる費用を解説します。

  1. タイへの渡航費用
  2. タイでの住居費用
  3. 緊急用のお金も用意しておくと安心!
関連記事

「タイ移住に必要なビザ取得の条件と費用は?」「タイ移住の初期費用はどのぐらい?」「失敗せずタイ移住する方法はある?」こんな悩みを抱えていませんか?この記事では、タイ移住に必要なビザ取得の条件と費用、タイ移住の[…]

タイ移住 費用

タイへの渡航費用

東京バンコク行きの渡航費用の相場は以下のとおりです。

  • 日系航空会社:約70,000円〜
  • タイ航空:約50,000円〜
  • LCC:約30,000円〜

渡航費用は渡航時期や出発空港、座席クラスによって値段が異なるので、タイ移住が決まったら早めに航空券の値段を確認しましょう。

タイでの住居費用

タイでの住居費用の相場は以下のとおりです。

  • 1LDK:約35,000円〜87,000円
  • 2LDK:約87,000円〜260,000円

物件のタイプや立地、広さや築年数によって金額は異なります。

タイで一人暮らしをする場合は月10万円〜20万円あれば、不自由なく生活できます。

緊急用のお金も用意しておくと安心!

海外での生活は予期せぬトラブルに巻き込まれることもあるので、生活費とは別に緊急用のお金を用意しておきましょう

目安としては日本に帰国できる航空券代、数ヶ月〜半年無収入でも生活していける分の金額があると安心です。

タイで仕事を探す方法

タイで仕事を探す方法を解説します。

  1. 大手求人情報・就職エージェントを利用する
  2. タイローカル求人サイトを利用する
関連記事

「タイ移住する日本人におすすめの職種はある?」「40代、50代からでもタイ移住はできる?」「タイ移住はやめたほうがいい?」こんな悩みを抱えていませんか?この記事では、タイに移住した日本人がどんな仕事をしている[…]

タイに移住したらどんな仕事がある?40代・50代の年代別でも解説

大手求人情報・就職エージェントを利用する

タイで仕事を探す場合、大手求人情報や就職エージェントを利用するのがおすすめです。

  • JAC Recruitment
  • Reeracoen
  • Adecco
  • Manpower
  • ROBERT WALTERS
  • BANGKOK EXECUTIVE SEARCH
  • PERSONNEL CONSULTANT

希望する条件の仕事を発見しやすく、移住前や移住後の忙しい時期でも効率よく仕事を探せます。

また、アドバイザーが現地の会社とやり取りしてくれるので、語学やコミュニケーションに自信がなくても安心して就職活動ができます

>> タイのおすすめ転職エージェント

タイローカル求人サイトを利用する

現地のタイ人が利用するタイローカルサイトに日本人向け求人が紹介されているケースがあります。

ただ、タイでは外国人の就労が禁じられている27の職種があるので注意しましょう。

禁止職種

  1. 木材彫刻
  2. 国内輸送機械運転または国内非機械運転(国際線空輸またはフォークリフトの運転を除く)
  3. 競売
  4. 宝石の切削や研磨
  5. 散髪師、理容師または美容師
  6. 手作業による機織
  7. ござ織りまたはアシ、藤、麻若しくは竹を原料とする加工用品の製造
  8. 手すき紙製造
  9. 漆器製造
  10. タイ特産楽器製造
  11. ニエロ細工
  12. 金銀細工
  13. 青銅器生産
  14. タイ特産玩具の製造
  15. 金属鉢の製造
  16. 絹手工芸品の製造
  17. 仏像の製造
  18. 紙製または布製の傘の製造
  19. 仲介業または代理店業(国際業務を除く)
  20. タイ式マッサージ
  21. 手巻きタバコ
  22. 観光ガイドおよび観光業
  23. 行商および露店業
  24. タイ語のタイピング
  25. 手作業による絹製糸
  26. 秘書
  27. 法律または訴訟に関する業務(仲裁人業務およびタイ法以外に関連する紛争に関する仲裁支援または仲裁代理を除く)

参考資料:JETRO タイ 外国人就業規則・在留許可、現地人の雇用

タイ移住は悲惨?やめたほうがいい?タイ移住で後悔しないためのポイント

海外移住に困難や失敗はつきものです。

タイ移住で公開しないためのポイントを解説します。

  1. 移住は困難の連続だと心得ておく
  2. タイ語・英語学習はマスト
  3. 気候・災害・環境汚染がひどい
  4. 政治がとても不安定
  5. 医療費が高額

①移住は困難の連続だと心得ておく

海外移住は楽しいことばかりではありません。

異なる言語・環境・文化で育った人と関わりながら生活するので、日本での生活では考えられないことも起こります

そのため、移住は困難の連続で新しい出会いが多くあるものだと心得ておくと、不安な気持ちや落ち込むことが減ります。

最近はYouTube動画などで海外生活の様子などを視聴できるので、移住のイメージとして参考にするのがおすすめです。

②タイ語・英語学習はマスト

観光地として人気のバンコクやプーケット、パタヤなどのエリアは多くの外国人観光客が来るため英語が通じやすくなっています。

しかし、タイに移住して働くためにはタイ語・英語を習得することが必要です。

職場や職種によっては英語のみでも働けますが、タイ語ができると仕事の幅が広がるからです。

おすすめのオンライン英会話は以下の記事を参考にしてください。

③気候・災害・環境汚染がひどい

タイには日本のように四季はなく、年中夏が続いているような気候環境です。

熱帯モンスーン気候のため雨季には連日雨が降ることもあり、冠水や洪水などの災害に巻き込まれることもあります。

また、バンコクではPM2.5などの大気汚染がひどく、呼吸器系の疾患がある人は持病が悪化しやすくなる可能性があります。

④政治がとても不安定

タイの政治は日本に比べてとても不安定です。

軍事クーデターや反政府民主化デモなどが頻繁に発生し、警官隊が出動する事態も起こっています。

直接的な関わりがなくても暴動などに巻き込まれてしまう危険性があるので、移住前に危険性があることを心得ておきましょう。

>> タイの移住は悲惨?

関連記事

「タイは安く住めるって本当?」「日本人にとってタイは住みやすいの?」「タイに移住する方法は?」年中温暖で、食文化も豊か。日本人の旅行先として大人気な南の国、タイ。海外移住を視野に入れている人にとって有力な選択[…]

タイ移住は住みやすい?必要な貯金額、ビザも紹介

⑤医療費が高額

タイでは日本のように公的保険制度を使って、医療機関を受診できません。

そのため、怪我や病気で病院にかかってしまうと高額な医療負担を求められる可能性があります。

移住後は健康的な生活を送るように努めたり、万が一に備えて民間保険に加入するなどの対策が必要です。

タイ移住に関するよくある質問

タイ移住に関するよくある問い合わせ内容を以下にまとめました。

セカンドライフをタイで検討している人はぜひ、参考にしましょう。

  1. 40歳からのタイ移住も可能?
  2. タイに移住したい50代の人向けの仕事はある?

40歳からのタイ移住も可能?

40歳でタイに移住するためには就労ビザの取得が必要です。

しかし、40代のタイ就職は求人数が少なく職種も限られるので、タイ語や英語が話せない人の就職は難しいです。

また、日本のように年齢に合わせて給与が決まる国ではないので、日本で働くより収入が大きく下がる可能性もあります。

タイに移住したい50代の人向けの仕事はある?

タイで50代向けの仕事を見つけることは難しいです。

50代でタイ移住をして働きたい人は日本の企業に就職し、駐在員としてタイへ移住するのがおすすめです。

また、就労はできませんがタイのリタイアメントビザを使えば、50歳からでもタイに移住できます

まとめ

タイは日本人の海外移住先として人気の国で長期滞在できるビザの種類も多く低い収入でも不自由なく暮らせます

ただ、気候や災害、環境汚染、政治の不安定さからタイ移住を諦めたり、移住後に後悔する人もいるので移住前にデメリット面もしっかり確認しましょう。

また、タイは日本より物価が安いのでタイで仕事をしたり、年金支給額でもタイでセカンドライフを送れますが、安心して暮らすためにはまとまった貯金や資金があると安心です。

そして、移住に必要なビザの取得には細かく条件が決められているので、移住を検討したら早めに確認しましょう。